...彼女の来る時間は勝手次第だ...
...インターネットコミュニティは勝手次第で自己主張が激しい...
...彼は勝手次第に決断することが多い...
...彼女は勝手次第に部屋を飾り付けた...
...この問題は勝手次第に解決するしかない...
...但(たゞ)愛のためには必ずしも我といふ一種勝手次第なる観念の起るものにあらず...
泉鏡花 「愛と婚姻」
...飛入勝手次第として...
泉鏡花 「怨霊借用」
...この舞台に出ている役者が勝手次第に働けば場面は分裂して統一がなくなってしまうのである...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
...その時は外出も勝手次第にしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...この男殺すも活(いか)すも勝手次第と我儘の仕放題(しほうだい)しはじめるは女なり...
永井荷風 「桑中喜語」
...畠と松林のあひだを勝手次第に曲るたび/\又も同じやうな岐路(わかれみち)へ入(はい)るので忽ち方角もわからなくなる...
永井荷風 「羊羹」
...彼等貯へ置き候非道の財宝勝手次第持ち去り申すべく...
中里介山 「大菩薩峠」
...父は知らぬ顔をして勝手次第に話頭を進めて行った...
夏目漱石 「行人」
...同時に今日(こんにち)のごとく勝手次第な顔を天日(てんぴ)に曝(さ)らさして...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...刊行勝手次第ニテ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...この外に頬部に著ける分は各自の好き好きに随つて二つでも三つでも御勝手次第としてあつた...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...そは御勝手次第ながら...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...それでも痩(やせ)我慢に歌ばかりは日本固有の語にて作らんと決心したる人あらばそは御勝手次第ながら...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...飛出し飛入り勝手次第という事にして置くと...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...同月廿七日願之通勝手次第と平助殿被仰渡候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...勝手次第出立可致様...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...右即刻内願之通勝手次第被仰渡候旨...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人殺し泥棒勝手次第という意味に考えるのと同様に...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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