例文・使い方一覧でみる「勝手口」の意味
スポンサーリンク...玄関の代わりに勝手口から入ってね... 
...このアパートには勝手口があるから、鍵の開け方に注意してね...
...防犯のために、勝手口に防犯カメラを設置することにした...
...庭に面した勝手口から、爽やかな風が入ってくる...
...そこは勝手口だから、入る前に一声かけてね...
...他所行の衣服を着たお吉が勝手口から入つて來たので...
石川啄木 「天鵞絨」
...勝手口から這入らなかったことになりますが……」「そうだよ...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...勝手口から井戸のそばに出て...
田山花袋 「田舎教師」
...勝手口の方へまわって...
徳田秋声 「仮装人物」
...勝手口に通ずる潜戸のわきに...
豊島与志雄 「霧の中」
...さて破笠子はおのれが歌舞伎座作者部屋に入り芝居道実地の修業したき心底篤（とく）と聞取りし後倶（とも）に出でて福地家に至り勝手口より上りてやや暫くわれをば一間（ひとま）に控へさせけるがやがてこなたへとて先生の書斎と覚しき座敷へ導きぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...雀（すずめ）つれ／″＼に雀馴らそと勝手口ぱんの屑やら飯の粒朝夕わすれず撒（ま）いてやる...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...それでもわざと勝手口（かつてぐち）へ回（まは）つて...
夏目漱石 「門」
...お勝手口へフラリ人の影がさします...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お勝手口で下女に逢ったきりだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お勝手口の道へ入って来たんです」とお金...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「どうした八」ぼんやりもとのお勝手口へ還って来た八五郎の前へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お勝手口へそつと下女のお町を呼出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六母家（おもや）に引返すと、お勝手口で、もう下女のお今をつかまへて、輕い調子で話込んでゐる平次です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この間此処のお勝手口を覗いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お勝手口には下女のお徳が住んでおり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...呉一郎母子（おやこ）と塾生に関する事跡及び勝手口の唯一の締りとされおりたる径約一寸（すん）...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...部屋の中から勝手口をのぞきこんで...
吉川英治 「江戸三国志」
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