...智勇兼備の将校の力に依って必ず勝つに違いない...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...しかしながらかくの如き勢力が新勢力に競争して勝つということは進化の理に戻(もと)っている...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...強い者が勝つて弱い者が敗けるとか...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...すべてに打ち勝つを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...打ち勝つて見ようと思つたのである...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...それから彼は自分の臆病(おくびょう)さに打ち勝つためにふたたび無駄(むだ)な努力をしながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...泣(な)く児(こ)と地頭(じとう)には勝つべからざる事を教へられたる人間たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...弓と鉄砲との戦争では鉄砲が勝つであろう...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...彼女は我我の絶望に打ち勝つた...
萩原朔太郎 「宿命」
...「お国が勝つために必要なら仕方がない」といって...
火野葦平 「花と龍」
...きっと勝つぞ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...彼の弱氣に打勝つた...
堀辰雄 「水族館」
...戦争に勝つのはえらい大将やえらい参謀が勝たせるのではなくて...
森鴎外 「沈黙の塔」
...「内村(うちむら)は小指一本でポールに勝つといってる」と話したらしい...
山中峯太郎 「小指一本の大試合」
...勝つと明言もできないが...
山本周五郎 「風流太平記」
...「五分も引かぬ」「理が非でも勝つ」という意志が鼻っ柱に充実している場合を指す事は明らかであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...赤味の勝つた腰巻(サロン)を纒(まと)つて居る風采(ふうさい)は...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...卑怯な振舞いして勝つほどの不名誉者にはなりたくない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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