例文・使い方一覧でみる「励ます」の意味
スポンサーリンク...わしを励ますやうに... 
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...末は励ますように述べ立てるのです...
芥川龍之介 「妖婆」
...形が一層学校の競争心を励ますのである...
大隈重信 「始業式訓示」
...一向に声色を励ますところもなく...
辰野隆 「浜尾新先生」
...会衆が演者を励ますために...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...自分も一緒になって笑って一同の哄笑を励ますようにした...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...物を贈り書を送りてその子を励ます母もありというに...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...励ますようなことを言いますと...
中里介山 「大菩薩峠」
...明日よりは、鬼のこころとなるつもり――」闇太郎は、励ますように、「噛まれたら、噛め、斬られたら、斬れ――おめえが、どんな酷（むご）いことをしてやろうと、お父さんお母さんの恨み、おめえ自身の苦しみに比べりゃあ、物のかずではありゃあしねえ、気を弱く持っては駄目だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...笑顔も暖く励ます光をもっていることは本当に本当にうれしい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...労（いたわ）り励ます言葉として聞いただけであった...
山本周五郎 「落ち梅記」
...熊楠を励ますためか...
吉川英治 「篝火の女」
...それは予の上官たる曹真を励ますためであり...
吉川英治 「三国志」
...後ろへ廻った妻のおののきを励ますためにも...
吉川英治 「私本太平記」
...われをも励ますかのように叱咤に似たことばで告げた...
吉川英治 「新書太閤記」
...三平の気を励ますように...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...重喜が声を励ますと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利！手書き漢字入力検索