...大将軍の次に序列が高い職位である副将軍が、戦場での指揮を執った...
...前回は総大将として出場したが、今度は副将軍として参戦することになった...
...彼は政治家としての実績が認められ、副将軍の要職に任命された...
...副将軍は一定の権限を持ちながら、大将軍の指示に従うことが求められる...
...戦時中には多くの副将軍たちが自ら指揮官として、戦場で勇敢に戦った...
...幕権のためにする名実ともに「天下副将軍」的なスローガンとして生れたものである...
服部之総 「尊攘戦略史」
...幕末の副将軍家水戸斉昭(みとなりあき)の比ではなかった...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...或いはその留守中に副将軍たちが行った事柄を十分詳しく問いたださなかったから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし世人は、直義のありかたと、幕府のたてまえから推(お)して、彼を現下の、副将軍と、観ていた...
吉川英治 「私本太平記」
...副将軍直義のすがたに...
吉川英治 「私本太平記」
...副将軍の座をうかがっているのではないか...
吉川英治 「私本太平記」
...副将軍に深くとりいっているなかなかな奴...
吉川英治 「私本太平記」
...副将軍直参(じきさん)の宗徒(むねと)といっている面々がひしひし...
吉川英治 「私本太平記」
...そちとわしとが家来をあいてに斬り死にすることが、さあ、どうかな? ……征夷大将軍尊氏と、副将軍直義とが、焼けあとに枕をならべて死んだとなった明日(あした)を考えてみるがいい...
吉川英治 「私本太平記」
...いや、義詮の一条項を、これへ持ち出したのでもそれは読めるというものだ」兄のそんな偏愛と師直の奸策とが結ばれて、自分のこれまでに尽してきた半生の功も、副将軍の地位も、一朝(いっちょう)にいま、剥(は)ぎ取られたのかと思うと、直義は煮えるような怒気(どき)と淋しさとにくるまれた...
吉川英治 「私本太平記」
...「副将軍か、管領(かんりょう)か、二職のうちいずれかに就任してくれまいか」「切に、お免(ゆる)しのほどを」京都警護の兵だけを残して、その月の二十八日には、信長はもう帰国の途についていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...天下の副将軍とも仰がれたおひとだろうかと...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...いかに副将軍のご威光と財力とをもってしても...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...副将軍なる位置を退(ひ)いて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...副将軍というご位置に...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...水戸の副将軍が退いたのも...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ここの声は、将軍家をうごかし、副将軍をのぞき、政治をゆがめることなど、易々(いい)たるものであった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...前副将軍黄門(こうもん)である...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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