...即ち交戦国相互の間に同一の地位を保って参列する権利を有することとなっている...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...勧められて私もM家の埋骨式に列する...
種田山頭火 「松山日記」
...同じ二つのものを句上に排列する前後によって句は別物になる...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...などと同列することが出来る...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...聖務に列するプティー・ピクプュスの修道女らのありさまは多少わかるであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...よその教会のミサに参列するのと同じくらい不信心なことであると...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...説經家が古義を證するに都合がよい所から之を經部に列するに至つたに過ぎないといふやうに批判してゐる...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...また病院の用事ができて二度東京へ戻ったのは院長の葬式に列するためであったそうである...
夏目漱石 「思い出す事など」
...路上に整列すると...
原民喜 「廃墟から」
...キチンと窓際に整列する...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ヒマワリの姉妹品(しまいひん)にキクイモがあって同属に列する...
牧野富太郎 「植物知識」
...認識の問題を存在の問題のうちに排列するといふ方向へ我々は進んでゆくべきであらう...
三木清 「認識論」
...登場する人物は少数のイタリー指揮官と、銃を与えられて、整列すること、敬礼すること、同じ黒い皮膚を持った沙丘の彼方の土民を射撃することを正当化されているリビヤ土人の一隊である...
宮本百合子 「イタリー芸術に在る一つの問題」
...曼陀羅(まんだら)の供養に列するのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御考証に依つて儒林に列するに至候段...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...私は長夜の宴に列する栄を度々得たことでした...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...そうして京城景福宮内緝敬堂(しゅうけいどう)に一切の蒐集品を陳列するようになり...
柳宗悦 「民藝四十年」
...整列するなかをすすんでいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索