例文・使い方一覧でみる「切れ味」の意味
スポンサーリンク...彼は實に瞻仰するに堪へたる俊爽の態度を以つて、痛快に、切れ味よく、彼の前途を待受けてゐた幾關門を踏破した... 
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...この短刀の切れ味を知らせてやろう」「待て...
海野十三 「流線間諜」
...自己のかねて隠し持ったる唯物論的弁証法の切れ味も...
太宰治 「多頭蛇哲学」
...そんなに切れ味のよかった鎌も...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...その刀の真の切れ味が知りたい」と神尾は言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その切れ味の鈍（にぶ）いところが...
中里介山 「大菩薩峠」
...切れ味がまた鈍（にぶ）る――所詮...
中里介山 「大菩薩峠」
...流石にエッヂの切れ味は立派ではあるが...
中谷宇吉郎 「スポーツの科学」
...本当の切れ味は俺の備前物の方が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...最初は新刀の切れ味を試す心算（つもり）でやったのでしょうが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...切れ味は非凡らしく見えます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まつたく剃刀（かみそり）のやうな切れ味です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...母は祖母から讓られたものでせう」切れ味の良い剃刀を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...切れ味の良い庖丁です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...切れ味の冴えた肉のしまり...
長谷川時雨 「初かつを」
...水も堪らぬほどな切れ味が見えた...
吉川英治 「剣難女難」
...さあ、買ってやるから、切れ味を見せろ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自身で鍛ったこの刀の切れ味を試してみようとしたのですと...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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