...「文芸春秋」二月号に「切り捨御免」の一文を寄す...
芥川龍之介 「八宝飯」
...一刀のもとに切り捨ててやるまでのこと……」お高祖頭巾の女は...
海野十三 「くろがね天狗」
...△切り捨てた葱がそのまゝ伸びてゆく力には驚いた...
種田山頭火 「其中日記」
...ですから、人を切り捨てて、「ロボット」という商品労働者を作ったのです...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...教え込まれたものだからと云って切り捨てるのも...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...こうした独断をまず第一に切り捨てなければならぬ...
戸坂潤 「科学論」
...ほんとうの自分によって切り捨てられたる自分...
中井正一 「美学入門」
...娯楽のおもちゃと言っては家を建てるとき大工さんが切り捨てる木のきれ...
永井隆 「この子を残して」
...切り捨てなければならないほど世間が切迫しているのだからしかたがない...
夏目漱石 「三四郎」
...第一番にその細引の切り捨てた端も捜し度いし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...血の附いた袖の端を切り捨て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上手に切り捨てて...
林芙美子 「旅人」
...約四分の一ほど切り捨てねばならなかった...
平林初之輔 「ヴアン・ダインの作風」
...その南瓜の右と左をすこし切り捨てて...
水谷まさる 「シンデレラ」
...それを切り捨てて...
三好十郎 「俳優への手紙」
...短く切り捨ててある髪の裾(すそ)のそろったのが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...切り捨ててしまいたく思召すお髪(ぐし)を後ろから前へ引き寄せてごらんになると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...意味の少ない動作は切り捨てるほかはない...
和辻哲郎 「文楽座の人形芝居」
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