...彼女の小説は処女作だそうだ...
...このアーティストの処女作はとても評判が良かった...
...ミュージシャンがデビューするときは、いろいろな意味で処女作だ...
...処女作が良い出来だと、その後の作品も期待される...
...処女作を発表するのは、作者にとって重要なステップである...
...小説はこれが処女作同様だから...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...迷信譚はこれで止(や)めて、処女作に移ろう...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...誰でも処女作を発表する時は臆病で...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...丁度ドストエフスキーの『虐(しいた)げられた人々』中のイユメニエフという老人が青年作家たる若い甥(おい)の評判高い処女作を読んで意外な作才に驚くと同一の趣きがあった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...露伴の処女作はこれより以前に『禅天魔』というのがあったが終に発表されなかった...
内田魯庵 「露伴の出世咄」
...これこそは実に僕の科学小説の処女作である...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...処女作が好評を博して...
江戸川乱歩 「自作解説」
...この「思い出」が私の処女作という事になっている...
太宰治 「東京八景」
...『うたゝね』といふ小説の処女作を書いて...
田山録弥 「明治文学の概観」
...処女作「琥珀のパイプ」から...
平林初之輔 「甲賀三郎『琥珀のパイプ』序」
...それで、処女作を、一般的に発表したのは、「新小説」の方の「凸面鏡」なんですね...
牧野信一 「あやふやなこと」
...処女作を発表するまでのお話はないですか...
牧野信一 「あやふやなこと」
...この作曲家はシシリー島に題材をとった処女作「カヴァレリア・ルスチカーナ」で一躍有名になりました...
三浦環 「お蝶夫人」
...私の処女作出版は失敗であった...
三木清 「読書遍歴」
...処女作の出版というものは著述家にとってつねに懐しい思い出である...
三木清 「読書遍歴」
...まるでドストイェフスキーの処女作がヴェリンスキーに発見されたと同じような話である...
森下雨村 「三十六年前」
...それが新聞小説の処女作になった僕の「親鸞」なんです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
...先生の処女作が『善の研究』であり...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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