例文・使い方一覧でみる「具足櫃」の意味

...何番目かの具足櫃（ぐそくびつ）を持ち出させ... 何番目かの具足櫃を持ち出させの読み方
薄田泣菫「小壺狩」

...それを傍の具足櫃（ぐそくびつ）の上へおいた... それを傍の具足櫃の上へおいたの読み方
田中貢太郎「春心」

...この槍と具足櫃とは侍たる者の片時も身を離してはならぬ物であった...
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...具足櫃も常は後（あ）とになり先きになって持たせたが... 具足櫃も常は後とになり先きになって持たせたがの読み方
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...具足櫃もカンバンを著（き）た者が担ぎ... 具足櫃もカンバンを著た者が担ぎの読み方
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...どこからこんな洒落（しゃれ）た具足櫃を持って来たという見得（みえ）で... どこからこんな洒落た具足櫃を持って来たという見得での読み方
中里介山「大菩薩峠」

...その画像の前には具足櫃（ぐそくびつ）があって... その画像の前には具足櫃があっての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...そのわきの具足櫃（ぐそくびつ）のうえに常住の宝物のごとく据（すわ）っていた... そのわきの具足櫃のうえに常住の宝物のごとく据っていたの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...異状が見えたら刻々に告げて来い」具足櫃（ぐそくびつ）を開けて... 異状が見えたら刻々に告げて来い」具足櫃を開けての読み方
吉川英治「黒田如水」

...官兵衛はすぐ具足櫃（ぐそくびつ）から取出して示した... 官兵衛はすぐ具足櫃から取出して示したの読み方
吉川英治「黒田如水」

...具足櫃（ぐそくびつ）を取出して来い」と... 具足櫃を取出して来い」との読み方
吉川英治「私本太平記」

...はからずも手にもどった御旗（みはた）楯無（たてなし）の具足櫃（ぐそくびつ）を忍剣（にんけん）の背に背おわせて... はからずも手にもどった御旗楯無の具足櫃を忍剣の背に背おわせての読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...具足櫃（ぐそくびつ）の紋を眺めたり――それから眼のまえに坐っている加藤弾正の顔を... 具足櫃の紋を眺めたり――それから眼のまえに坐っている加藤弾正の顔をの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...――具足櫃（ぐそくびつ）を... ――具足櫃をの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...具足櫃を」「はッ」ごんぞは... 具足櫃を」「はッ」ごんぞはの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...具足櫃（ぐそくびつ）... 具足櫃の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...具足櫃（ぐそくびつ）がそこに出されてある... 具足櫃がそこに出されてあるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...龍耳老人の残して行った謎のような具足櫃（ぐそくびつ）が... 龍耳老人の残して行った謎のような具足櫃がの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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