...私はすこしからだ具合いを悪くして寝たり起きたり...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...あとで兄さんに対して具合いの悪い事になります...
太宰治 「帰去来」
...羨(うら)やましがられても具合いが悪いからな...
太宰治 「禁酒の心」
...一たいどんな具合いか...
太宰治 「禁酒の心」
...それからまたお酒という具合いに...
太宰治 「酒の追憶」
...という具合いに考えて来ると...
太宰治 「水仙」
...酒は体質に依(よ)ってはかえって具合いのいいことがある...
太宰治 「雀」
...からだ具合いのよい時でも...
太宰治 「人間失格」
...みるみる同じ形の同じ毛並の犬に変り降雪のちまたを駈けめぐるという具合いになるのでした...
太宰治 「人間失格」
...疎開人として最も具合いのよかったほうらしいのだから...
太宰治 「薄明」
...天の潮路のまにまに素直に進んでいるという具合いなのだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...しかも摩擦の具合いは...
太宰治 「パンドラの匣」
...どこでどんな具合いに入手したのか...
太宰治 「パンドラの匣」
...どんな具合いにお母さんとお別れしたか...
太宰治 「パンドラの匣」
...あんな具合いに書くことに依(よ)って僕は...
太宰治 「パンドラの匣」
...喜多村氏の薬はよく利くらしく顔の具合いゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...(この日は太宰さんがお決めになった日)……そしたら女将が「山崎さんが直ぐ前にいるから具合いが悪いけれど...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...こんな風に荷物の積み具合いからして...
山之口貘 「ダルマ船日記」
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