...またこの最地階からそとへ出ていく出入り口は...
海野十三 「超人間X号」
...それは、入り口と、三つの窓の鉄の扉をしめるためでした...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...いきなり表の入り口へかけだしました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...あいたままになっている入り口をのぞきこんで...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...四人はせまい入り口をはいだして...
江戸川乱歩 「大金塊」
...主な入り口からは屋根のあるポーチに通じ...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...この貧しい町の広場近くに、煉瓦のくずれ落ちた二階建ての家があって、入り口近くに二、三匹のプードルやハリイア種の犬の檻(おり)を出したのがそれであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...それでも風呂場の入り口に佇んで腑に落ちぬようにくどくどと並べ立てている母の話を聞いているうちに...
橘外男 「蒲団」
...白い羅紗(らしゃ)の背広にイタリアンストロウの夏帽子をかぶった肥(ふと)った男と白がかった夏外套(がいとう)をはおった背の高い男とが庫裡の入り口に車をつけて...
田山花袋 「田舎教師」
...そこには暗黒なトンネルのいっそう暗い入り口がある...
ディッケンズ Charles Dickens 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...入り口に二人の憲兵が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...出入り口の穴を隠したり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...居酒屋の広間の入り口にある火薬の樽(たる)を見つけた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...家の入り口にある標石に腰をおろしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...アンジョーラは居酒屋の入り口の近くに三十ばかりの舗石(しきいし)を積ました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」「此処が這入り口です...
長與善郎 「青銅の基督」
...ここの雑然とした入り口に黒布でやっと覆われている棺を見ても...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...彼は入り口の蔭にあってこの光景を眺めていたのであった...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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