...兄弟子が社会人になってからも、弟子入りを希望する人が後を絶たない...
...兄弟子が辞めた空きを埋めるために、新たな弟子を受け入れることになった...
...兄弟子として修行した経験があるからこそ、後輩たちに教えることができる...
...兄弟子と仲がいいだけでなく、同じ分野で競い合える仲間でもある...
...兄弟子から受け継いだ技を自分のものにし、それをさらに磨くために日々精進している...
...私の兄弟子の了然や...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...店の仕事の方には私の兄弟子政吉もいること故...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼の三枝松政吉(私の兄弟子)が私に代って師匠歿後のことを一切引き受けてやるようになってから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...師匠の家を兄弟子と衝突で暇を取ったものを...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...経験の浅い少女と少年がどんなに平気を装(よそお)っても嗅(か)ぎ付かれずにはいないものだが佐助が同門の後輩(こうはい)となってからは以前のように夜更けるまで対坐(たいざ)する機会もなく時折兄弟子の格式をもっておさらいをしてやるぐらいなものその他の時はどこまでも気位の高いこいさんであって...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...兄弟子は慈雲と言つた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...人の良い兄弟子の嬉しそうな笑顔(えがお)を見て...
中島敦 「弟子」
...あの人の父親が私の兄弟子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兄弟子たちとひと片(きれ)ずつ頬張ったばかりだった...
正岡容 「小説 圓朝」
...今松の兄弟子の今朝(いまちょう)には...
正岡容 「寄席」
...兄弟子平馬に先んじて...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...彼の兄弟子で仲次郎といい...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...兄弟子たちとここへ仕事に来ると...
山本周五郎 「さぶ」
...くろはもう兄弟子たちといっしょに遊びたい年なので...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...兄弟子の善鬼となると...
吉川英治 「剣の四君子」
...善鬼は、兄弟子ですぞ...
吉川英治 「剣の四君子」
...――故に、其方(そのほう)としては、兄弟子たりとも、毛頭、斟酌(しんしゃく)に及ばぬ...
吉川英治 「剣の四君子」
...兄弟子ながら、白刃(しらは)とあれば、御仮借はいたしかねる...
吉川英治 「剣の四君子」
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