...またお前たちが元気よく私に朝の挨拶(あいさつ)をしてから...
有島武郎 「小さき者へ」
...暗黒の中へ元気よく進んだ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...酒もあったが元気よく...
泉鏡花 「婦系図」
...また元気よくめざめて...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...先づ一ぱいはじめようか」元気よくしやべり立てる「高等乞食」のうしろから...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...」幹夫が元気よく答えました...
豊島与志雄 「古木」
...元気よくとびこんできた...
豊島与志雄 「別れの辞」
...だが、二三人の人足は、眼でそれをとめて「大井川の人足の面にかかわらあ」と、元気よく叫んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...一同みな焚火にあたりながら元気よく談笑している...
中里介山 「大菩薩峠」
...」青年は元気よく太息を吐き乍ら笑つた...
長與善郎 「青銅の基督」
...その日は例になく元気よく格子(こうし)を明けて...
夏目漱石 「門」
...」若い番頭さんは元気よくすぽんと煙草入れの筒を抜くと...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...彼はばかに元気よく帽子を取った...
堀辰雄 「ルウベンスの偽画」
...」と隆造は元気よく云ひ放つた...
牧野信一 「白明」
...今やわたくしたちは元気よく立ち上ったその肩の力で...
宮本百合子 「明日を創る」
...元気よく立ち働く...
森鴎外 「心中」
...そうして一方は元気よく...
夢野久作 「戦場」
...朝の眼醒めのようにぴちゃぴちゃ元気よく鳴りつづけた...
横光利一 「旅愁」
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