...元気よく歩いていきました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...元気よく巣から飛び出し...
薄田泣菫 「独楽園」
...風に舞ひ、地上に落ちるとはかなく消えて行くのだが、老人は元気よく、雪の進軍、氷を踏んでと唄ひはじめた...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...元気よく玄関の前まで...
竹久夢二 「都の眼」
...あかちゃけた短い髪を元気よくかきあげてから...
太宰治 「魚服記」
...割合に元気よく歩いて行つた...
田山録弥 「山間の旅舎」
...太郎さんは、元気よく大股に、そこらを駈けまわりました...
土田耕平 「峠」
...山の中でリップ・ヴァン・ウィンクルが元気よく自分の名を叫ぶと...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...」中江は元気よく立上ると...
豊島与志雄 「慾」
...だが、二三人の人足は、眼でそれをとめて「大井川の人足の面にかかわらあ」と、元気よく叫んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...その日は例になく元気よく格子(こうし)を明けて...
夏目漱石 「門」
...」と、元気よく...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...さうして当り前の通りに元気よく往診に出かけたり...
牧野信一 「妄想患者」
...ばらばら元気よくやって来て...
山本周五郎 「青べか物語」
...「おじさん、急用があるんだぜ、今話すから待っていておくれ」次郎はその間に、元気よく、夜具を押入れの中へまるめ込むと、流し元へ走り出して、ほんの真似事(まねごと)だけに顔を洗って来て、「何と言ったッけ……そうそうお蝶だ、切支丹屋敷のお蝶という女(ひと)だ」「それがどうかしたというのか?」「おじさんはあの娘を、去年から血眼で探し歩いているんじゃないか」「おめえも小耳に挟んでいたろうが、お蝶と日本左衛門の隠れた先が、皆目知れないので弱っているのだ」「ところがそのお蝶に、おいらが昨日出会ったんだよ...
吉川英治 「江戸三国志」
...元気よく話しながら戻って来ます...
吉川英治 「江戸三国志」
...元気よくやってくる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...多市は元気よく、道中差(どうちゅうざし)をおとし菅笠(すげがさ)を持って、「では親分、行ってまいります...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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