...これが虚僞の事實に基いてゐないからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...木下は『新紀元』の終刊號に『慚謝の辭』を掲げて「新紀元は一個の僞善者なりき...
石川三四郎 「浪」
...僞りなく告げないではおかれないと云ふやうに自分の心に聞き...
今井邦子 「誠心院の一夜」
...僞善(ぎぜん)の花よ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...僞善(ぎぜん)の尻を刺す鑿(のみ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...詐謀僞術を挾みて強て多數の好尚に阿ねるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その中には眞僞混淆したものがある...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...尤公羊學派は僞古文を斥けず...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...其處には自分に反き人を裏切るあらゆる虚僞があつた...
「修道院の秋」
...念入りに僞物と變つて居たのが第一番の不思議で御座います...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...到頭僞物の露見する日が來てしまつた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次はそれを僞貞宗の代りに元の鞘に納め...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お時はあの日(ひ)本當に兩國へ行かなかつたとするとこいつは皆んな僞お百姓の細工だ」「へエ」「それからお時は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一般に僞書として排斥せらるゝ書籍も沙中の眞珠にも比すべき史的光彩の燦然たる事實を含有すること往々なり...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...自ら僞る位なら小説は書きません...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...彼は熱心に彼の「ルウベンスの僞畫」を虚空に描いてゐた...
堀辰雄 「ルウベンスの僞畫」
...少くも愛し難い僞君子にはみられる...
吉川英治 「折々の記」
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