...彼は傑物だから、どんな難問にも対応できる...
...その傑物の考え方は、周りの人々を驚かせた...
...彼女はプロのピアノ演奏家で、まさに傑物と呼ぶにふさわしい...
...彼が傑物だという評判を聞いて、会ってみたくなった...
...あの大統領は、政治家としてだけでなく、スポーツ選手としても傑物だった...
...あんな傑物はもうなかなか出て来ないだらうな...
関根金次郎 「本因坊と私」
...如何にも傑物らしい風格が闊達に出ている...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...「聞きしにまさる傑物だねえ...
太宰治 「正義と微笑」
...大した傑物を思わしめるものであった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...彼れ必ず傑物あらん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...然し、国許には、御家老の島津壱岐殿、二階堂、赤山、山一、高崎、近藤と、傑物が揃いも、揃って、斉彬公方じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...まあ当代の傑物として...
中里介山 「大菩薩峠」
...なかなかの傑物であったに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...与力も調べの出来るのは余程の傑物(えらもの)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...與力も調べの出來るのは餘程の傑物(えらもの)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――傑物なそうなが...
本庄陸男 「石狩川」
...多殺者列伝の中でも第一位に推(お)されるべき傑物(けつぶつ)だ...
牧逸馬 「浴槽の花嫁」
...人物達識決して見劣りしない傑物は...
吉川英治 「新書太閤記」
...だからこの一刹那からの彼のまさに名にしおう河北(かほく)の三絶(ぜつ)(傑物ノコト)玉麒麟(ぎょくきりん)その者の本相だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...武あり智あり弁舌ありという傑物で...
吉川英治 「随筆 新平家」
...宗門の傑物沢庵が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...これらの人々はこの後日本伝道を力強く推進した傑物であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...日本人イルマン中の傑物ダミヤンが四十四歳で死に...
和辻哲郎 「鎖国」
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