例文・使い方一覧でみる「停まる」の意味

...ブブンの声がぴったりと停まる... ブブンの声がぴったりと停まるの読み方
海野十三「火星探険」

...僕は心臓の停まるほどおどろいた... 僕は心臓の停まるほどおどろいたの読み方
海野十三「地球を狙う者」

...「ここよ」「へい」平吉が停まるとお高はおりた... 「ここよ」「へい」平吉が停まるとお高はおりたの読み方
田中貢太郎「春心」

...銃剣の兵が立っていて停まることは許されない... 銃剣の兵が立っていて停まることは許されないの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...停まるが早いか、くだんの靴磨き少年をはじめ、例の春画売り、絵葉書屋、煙草屋、両替屋、首飾屋、指輪屋、更紗（さらさ）屋、手相見、人相見のやからが翕然（きゅうぜん）と集合して来て、たちまち身動きが取れなくなる... 停まるが早いか、くだんの靴磨き少年をはじめ、例の春画売り、絵葉書屋、煙草屋、両替屋、首飾屋、指輪屋、更紗屋、手相見、人相見のやからが翕然と集合して来て、たちまち身動きが取れなくなるの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...ここで立ち停まることが適當であらう... ここで立ち停まることが適當であらうの読み方
デカルト　Renati Des-Cartes 三木清訳「省察」

...ここで立ち停まることが適当であろう... ここで立ち停まることが適当であろうの読み方
デカルト　Renati Des-Cartes 三木清訳「省察」

...たまたま停まる停車場に下りる人もなければ乗る人もない... たまたま停まる停車場に下りる人もなければ乗る人もないの読み方
寺田寅彦「札幌まで」

...停まるほどひどくはないんだ... 停まるほどひどくはないんだの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳「グローリア・スコット号」

...縁側に自転車の停まる音がして... 縁側に自転車の停まる音がしての読み方
原民喜「氷花」

...門のところで自動車の停まるような音がしました... 門のところで自動車の停まるような音がしましたの読み方
久生十蘭「キャラコさん」

...汽車が停まると、彼は夢の中の人間みたいに、灰色の砂利を敷いたプラットフォームにふわりと降り立った...
アルジャナン・ブラックウッド森郁夫訳「秘密礼拜式」

...汽車が一つの停車場に停まると同時に... 汽車が一つの停車場に停まると同時にの読み方
堀辰雄「聖家族」

...そのロツヂの前に停まるのを聞いた... そのロツヂの前に停まるのを聞いたの読み方
堀辰雄「ルウベンスの僞畫」

...しかるに感傷の場合、私は立ち停まる、少くとも静止に近い状態が私に必要であるように思われる...
三木清「人生論ノート」

...金吾と敦子の足音がフッと停まる... 金吾と敦子の足音がフッと停まるの読み方
三好十郎「樹氷」

...男の方にしづしづと歩いて來て書卓の前に停まると... 男の方にしづしづと歩いて來て書卓の前に停まるとの読み方
室生犀星「はるあはれ」