例文・使い方一覧でみる「停まる」の意味

...僕は心臓の停まるほどおどろいた... 僕は心臓の停まるほどおどろいたの読み方
海野十三「地球を狙う者」

...停まるを遅しと一艘のモーターボートが横づけになった... 停まるを遅しと一艘のモーターボートが横づけになったの読み方
海野十三「地中魔」

...「汽車が停まる前に... 「汽車が停まる前にの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン　Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳「オスカー・ブロズキー事件」

...大塚早稲田方面の電車の停まる呉服店（ごふくてん）の角（かど）の方へ走って往った... 大塚早稲田方面の電車の停まる呉服店の角の方へ走って往ったの読み方
田中貢太郎「青い紐」

...「ここよ」「へい」平吉が停まるとお高はおりた... 「ここよ」「へい」平吉が停まるとお高はおりたの読み方
田中貢太郎「春心」

...夕刊売り　夕刊！　夕刊！　ハルビンウェストニック夕刊！三人の様子に好奇気（ものずきげ）に立ち停まる...
林不忘「安重根」

...停まるが早いか駅々から故国にほんへ懐しい便りを投ずる... 停まるが早いか駅々から故国にほんへ懐しい便りを投ずるの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...停まるが早いか、くだんの靴磨き少年をはじめ、例の春画売り、絵葉書屋、煙草屋、両替屋、首飾屋、指輪屋、更紗（さらさ）屋、手相見、人相見のやからが翕然（きゅうぜん）と集合して来て、たちまち身動きが取れなくなる... 停まるが早いか、くだんの靴磨き少年をはじめ、例の春画売り、絵葉書屋、煙草屋、両替屋、首飾屋、指輪屋、更紗屋、手相見、人相見のやからが翕然と集合して来て、たちまち身動きが取れなくなるの読み方
谷譲次「踊る地平線」

...十分ほどして僧院の前に停まると... 十分ほどして僧院の前に停まるとの読み方
アントン・チェーホフ　Anton Chekhov 神西清訳「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」

...たまたま停まる停車場に下りる人もなければ乗る人もない... たまたま停まる停車場に下りる人もなければ乗る人もないの読み方
寺田寅彦「札幌まで」

...停まることのない電車ならどちらも結構だ... 停まることのない電車ならどちらも結構だの読み方
原民喜「椅子と電車」

...縁側に自転車の停まる音がして... 縁側に自転車の停まる音がしての読み方
原民喜「氷花」

...「すず本」の玄関でオートバイの停まる音がし... 「すず本」の玄関でオートバイの停まる音がしの読み方
久生十蘭「魔都」

...しかるに感傷の場合、私は立ち停まる、少くとも靜止に近い状態が私に必要であるやうに思はれる...
三木清「人生論ノート」

...肛門を押えないと空気が入るから血が停まる... 肛門を押えないと空気が入るから血が停まるの読み方
村井弦斎「食道楽」

...石床蒼古の上に停まるのであったが... 石床蒼古の上に停まるのであったがの読み方
室生犀星「庭をつくる人」

...... の読み方
室生犀星「星より來れる者」

...風がぴたりと停まるたびに... 風がぴたりと停まるたびにの読み方
横光利一「夜の靴」

「停まる」の読みかた

「停まる」の書き方・書き順