...前の倪雲林の例で云へば...
芥川龍之介 「芸術その他」
...倪雲林の怒りは噴水のように迸り出した...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...『しかし』といふのは端倪すべからざる言葉である...
高田保 「貸家を探す話」
...例えば倪雲林の墨画が代表するような含蓄性...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...「お前と同時にお茶を飲ましてた媼さんは何人だね」「あれは倪(げい)という家のお媼さんですよ...
田中貢太郎 「水莽草」
...何うも容易に端倪(たんげい)することが出来ない...
田山録弥 「不思議な鳥」
...天地万物の運動はすべて人間には端倪(たんげい)する事の出来ぬ渾沌(こんとん)たるものになるであろう...
寺田寅彦 「方則について」
...絢爛(けんらん)たる才気と洗錬された趣味と該博な知識とを有(も)った・端倪(たんげい)すべからざる才人だった...
中島敦 「光と風と夢」
...要するに端倪(たんげい)すべからざる空談である...
夏目漱石 「それから」
...まことに端倪(たんげい)すべからざるものであったが...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...端倪(たんげい)すべからざるタヌの主張によったもので...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...端倪(たんげい)すべからざるタヌが咄嗟(さっそく)の思い立ち...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...倪雲林が石上の松を描く時に...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...端倪すべからざるものがある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然も端倪(たんげい)し難いほど複雑な意図をもって...
山本周五郎 「新潮記」
...一方の鐘巻自斎はまたより以上の驚嘆をもって重蔵を端倪(たんげい)した...
吉川英治 「剣難女難」
...決して端倪(たんげい)するわけにゆきません...
吉川英治 「三国志」
...そう簡単に端倪(たんげい)すべき者ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
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