...空炭俵六枚十八銭...
種田山頭火 「其中日記」
...俵から米を抜いて...
田山花袋 「田舎教師」
...私の内の藩から渡った米俵に鼠が附くというので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...風呂敷、米俵の類を集めて、土俵、土嚢(どのう)を造った...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...「先生」「与八」「看板の通りだね」「看板の通りだよ」やがて真中の土俵まで出て来た印度人...
中里介山 「大菩薩峠」
...この場合十俵を二十俵にすることくらいは...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...土俵の真中で四つに組んで動かない力士は...
夏目漱石 「点頭録」
...武家の髷などを切って見度くなったんですね」「先刻は俵右門とかいうヤットウの先生だと言ったじゃないか」「ヘエ」平次と八五郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...俵右門も此四五日は神妙に家に居て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俵屋主人矢之助を縛つて行きましたぜ」「さうか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...七それから又五日、俵屋の事件は、平次が最後の斷を下す前に、重大な破局へ落込んでしまつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その上に蓋をした棧俵法師(さんだらぼふし)を取ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うず高くつみ重ねられた芋俵をめぐって...
原民喜 「秋日記」
...材木町(ざいもくちょう)生薬商人(きぐすりしょうにん)近江屋源八(おうみやげんぱち)に一俵(いっぴょう)二十五文(もん)にて売り候(そうろう)...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...稲ちゃんのところと一俵ずつわけました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...而(そ)して配達料はと云へば麻布の奥から本郷の奥まで米一俵を配達するにも一人の配達夫と一輛の車とを要し乍(なが)ら纔(わづか)に四銭か六銭である以上...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...一日十俵二十俵運んでも...
吉川英治 「新書太閤記」
...「石牢にいる俵一八郎が死んでおります」「えっ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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