...此(これ)は修善寺(しゆぜんじ)の温泉(いでゆ)に於(お)ける...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...□岩野清子氏はお家の皆様で修善寺(しゅぜんじ)へ行つてゐられます...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年四月号)」
...修善寺に於いて鬱々の日々をお送りになり...
太宰治 「右大臣実朝」
...修善寺(しゅぜんじ)で病気がぶり返して...
夏目漱石 「思い出す事など」
...修善寺(しゅぜんじ)に着いてからも咽喉(のど)はいっこう好くならなかった...
夏目漱石 「思い出す事など」
...その頃修善寺には北白川(きたしらかわ)の宮(みや)がおいでになっていた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...ところが修善寺(しゅぜんじ)で病気をして寝つくや否や...
夏目漱石 「思い出す事など」
...この看護婦は修善寺(しゅぜんじ)以来余が病院を出るまで半年(はんねん)の間始終(しじゅう)余の傍(そば)に附き切りに附いていた女である...
夏目漱石 「思い出す事など」
...三十八私が兄さんにマラルメの話をしたのは修善寺(しゅぜんじ)を立って小田原へ来た晩の事です...
夏目漱石 「行人」
...その後修善寺の新井旅館に隠棲していたが...
平林初之輔 「犠牲者」
...九時修善寺の新井旅館に着いた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三月二十三日(月曜)修善寺新井旅館の朝...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...七時十分発で修善寺へ向ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...自動車で修善寺へ引っかへした六月八日(月曜)ついに...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十時二十分の東京発で道子と修善寺へ向ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...修善寺の鐘ゴーン/″\と鳴る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私は成るべくならば秋冷を覚ゆる頃まで滞在してゐたい――修善寺温泉へ行つてゐる母からは...
牧野信一 「毒気」
...岡本綺堂氏の「修善寺物語」がそのまゝに日本劇として向うの劇場に...
溝口健二 「日本趣味映画」
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