...およびその感化力と相俟って能(よ)くその目的を達し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...猶(なほ)博識(はくしき)の説(せつ)を俟(ま)つ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...人事を尽して天命を俟つ――人間の真髄...
種田山頭火 「其中日記」
...彼の敏腕に俟(ま)つものが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...何となれば斥力は接触に俟つのであったからである...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...一つの自然科学(科学)がそのまま――例えば他の特殊科学との総合を俟たずに――形而上学(哲学)となるのだからである...
戸坂潤 「科学方法論」
...夫は人間の知識や技術を俟つことなくしては発達し得よう筈がないではないか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...両者は判断力批判(第三批判)を俟たなければ統一され得ない...
戸坂潤 「辞典」
...是れ精確なる科学的智識と行政的手腕に俟つべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...自分たちの力を俟(ま)たずかつ自分たちに反対して起こってくる一つの運動を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それらの感情は新しい画工のいわば稚気(ちき)を帯びた新画風と古めかしい木板摺の技術と相俟(あいま)って遺憾なく紙面に躍如としている...
永井荷風 「日和下駄」
...文化的生の偏重を意味するかれ自らの觀念主義と相俟つて...
波多野精一 「時と永遠」
...二十 数学と星学数学と星学の発達は大概相俟って進むもののように思われるが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...誰も来もしない人を俟(ま)つなんて...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...俟っていはしないよ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...できれば誰でもそれを択(と)るであろうことは言を俟(ま)つまでもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...「罪を俟(ま)つには及ばない...
吉川英治 「新書太閤記」
...督促(とくそく)を俟(ま)たず...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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