...ただ信心深い真面目(まじめ)という一点張りで...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...信心深い世間の親たちが...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...その都度信心深い阿母(おつか)さんに止められて残り惜しさうに思ひ止(とま)つてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...信心深い田舎の人々が代る代るきまって毎月米や野菜を持ってきて...
小泉八雲 田部隆次訳 「常識」
...子供の時分に私の隣家に信心深い老人がいた...
寺田寅彦 「芝刈り」
...死んだ後まで多くの信心深い町の老婆たちに...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...信心深い魂は楽園にはいることだのを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この善良な紙屋はごく信心深い姪(めい)といっしょに暮らしていて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この本の準備に信心深いヒゼキア王も援助したと言われている...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...彼は医師として、バラモン、教師、貧しい友達や近所の人たち、信心深い人たち、孤児たち、などなどに、無報酬でなければならない...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...信心深い娘で、毎月八日にきまって手拭を納めに来るので、婆とは顔馴染、素性もよく知っていた...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...信心深い鍛冶屋は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...この信心深い貴婦人の方に身を屈(かゞ)めて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...元々病的なほど信心深いですし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...(c)エジプト人は甚だ信心深い人民だが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一〇昔一人の信心深いお婆さんがありました...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...信心深い時代には...
柳宗悦 「民藝四十年」
...やはり信心深い盲人であり...
柳田国男 「雪国の春」
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