...素(も)と人間には儼然として侵すべからざる権利が存在するもので...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...而(しか)してこの侵すべからざる権利を十分に保って...
大隈重信 「始業式訓示」
...侵すべからざる権利...
大隈重信 「平和事業の将来」
...満州帝国の辺境を侵すものは純然たる支那兵とは限らない...
戸坂潤 「社会時評」
...仮りにもこの本家の株を侵すようなものが現われた日には...
中里介山 「大菩薩峠」
...天皇は「神聖にして侵すべからず」というようなものではない...
蜷川新 「天皇」
...天皇は「神聖にして侵すべからず」と解釈する理由もない...
蜷川新 「天皇」
...天皇を「神聖にして侵すべからず」と定めた...
蜷川新 「天皇」
...侵すことのできない永久の權利として信託されたものである...
日本国 「新憲法の解説」
...侵すことのできない永久の權利として...
日本国 「日本國憲法」
...一方侵すべからざる權威を發揮するとともに...
波多野精一 「時と永遠」
...その後多年経て隣国また来り侵す...
南方熊楠 「十二支考」
...吟者讀者を侵すなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...けっして侵すことのできないものであることをきめているのです...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...山の人の境を侵すときに...
柳田国男 「山の人生」
...それは効きめの緩慢な毒が血管を伝わって徐々に組織を侵すように...
山本周五郎 「つばくろ」
...式部はさらに領境を侵すに相違ない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...女子の領域を侵すものとして...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
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