例文・使い方一覧でみる「供」の意味

...イヤ一人（ひとり）の小供（こども）を満足（まんぞく）に仕上（しあ）げるにはなかなか並大抵（なみたいてい）の苦心（くしん）ではござらぬ... イヤ一人の小供を満足に仕上げるにはなかなか並大抵の苦心ではござらぬの読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...それをしんにして、子供たちが、雪だるまをこしらえたのでした... それをしんにして、子供たちが、雪だるまをこしらえたのでしたの読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「雪だるま」

...子供のくせにいくじがないぞ... 子供のくせにいくじがないぞの読み方
海野十三「一坪館」

...子供が亡くなって一人の小さな孫と... 子供が亡くなって一人の小さな孫との読み方
蒲松齢田中貢太郎訳「珊瑚」

...子供は巧（うま）いことを云う... 子供は巧いことを云うの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...どうして供養してやっていいかも分らないが... どうして供養してやっていいかも分らないがの読み方
知里真志保「あの世の入口」

...資料の供給の無い自己はやがて空虚になる... 資料の供給の無い自己はやがて空虚になるの読み方
寺田寅彦「二科会展覧会雑感」

...」「子供に小鳥を飼つたら何うだ... 」「子供に小鳥を飼つたら何うだの読み方
徳田秋聲「籠の小鳥」

...父も子供たちも笑いだしてしまう... 父も子供たちも笑いだしてしまうの読み方
豊島与志雄「父と子供たち」

...怖（お）じ恐れて決断に迷ってる子供によく見る態度である... 怖じ恐れて決断に迷ってる子供によく見る態度であるの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...そうでなければ虫と鼠との餌食に供せられていたに相違ない... そうでなければ虫と鼠との餌食に供せられていたに相違ないの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...あの子供（こども）にかえしたいのだ... あの子供にかえしたいのだの読み方
新美南吉「花のき村と盗人たち」

...晝のうちは町内の子供を集めて... 晝のうちは町内の子供を集めての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...――子供の頃、彼はよく母からその家の由来をきかされてゐた... ――子供の頃、彼はよく母からその家の由来をきかされてゐたの読み方
原民喜「火の踵」

...そこいら中の子供達をひどく苦しめ悩ましたので... そこいら中の子供達をひどく苦しめ悩ましたのでの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...やがて食事当番の子供が二人がかりで大きいお鍋を運んで来て... やがて食事当番の子供が二人がかりで大きいお鍋を運んで来ての読み方
宮本百合子「従妹への手紙」

...二人の中に生まれた子供を見てまた感動した... 二人の中に生まれた子供を見てまた感動したの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...検校様のお供をして... 検校様のお供をしての読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

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