例文・使い方一覧でみる「何かと」の意味
スポンサーリンク...何かとあちらの方々（かたがた）に引とめられて... 
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...若しこの興味とは何かと言へば...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...（何かと思へば竹の枝か...
芥川龍之介 「わが散文詩」
...その度に何かと賞めてやるので...
池谷信三郎 「忠僕」
...「それは何かというと吸殻（すいがら）が一つも転っていないのだ...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...何かと間を取りついでくれていたのである...
太宰治 「帰去来」
...彼が何かと世間話をしてくれたり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...根本物質が何かという問題から出発したという点である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...「聖者に何かと尋ねるものではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第三は何でも芋（いも）か何かといっしょに煮られたように記憶している...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...何かとらへどころのなかつた不安が...
林芙美子 「朝夕」
...殆ど一日ぢゆう此処にゐなすつた……」何かといふと...
堀辰雄 「炉辺」
...わたしはほかにも何かと相続したが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しからばモチイヒのモチは何かという問題の答えにはならない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...気が変になったのだろう……何かと考えるかも知れない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...組頭はいなかったが、妻女が出て来て、「まだ、お独りでいらっしゃいますか」と、訊くので、「独り者でござる」ありのままに答えると、「では、何かと、御不便でございましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...何かとそちの事は思い出しておるぞ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...当地出身の文化人の方々にも何かとおせわになっておりますが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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