例文・使い方一覧でみる「体たらく」の意味
スポンサーリンク...猥雑な百鬼夜行の体たらくで……でしょうな... 
海野十三 「地獄の使者」
...この体たらくも別に怪しむに足りないことだったかも知れない...
海野十三 「深夜の市長」
...案に相違の体たらくに間拍子悪く退却した事があるので...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...あと垂駕籠という体たらくで...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...まさに風前の燈火といった体たらくです...
久生十蘭 「魔都」
...この体たらくに、さすがの加十もムッとして、いきなりその傍に近寄ると、肩先を掴んで手荒くゆすぶりながら、「王様、王様、いかに何んでもこれでは少し剽軽すぎるというもんですよ...
久生十蘭 「魔都」
...放埒三昧（ほうらつざんまい）という体たらくになりました...
火野葦平 「花と龍」
...主人見棄てて逃げるような下郎の輩どものせいでこの体たらくよ...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...ストンとおとして根太をついだ話いたしましたろう？ そのとき壁は無惨な体たらくとなりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この体たらくです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...這々（ほうぼう）の体たらくである...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...終りは豚の如し』の体たらくになっちまったのさ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
...日中と夜の一部分とは法律の女神（テミス）の祭壇の前ですごすといった体たらくだったのさ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
...という体たらくだった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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