...災害時には、仮住居を探すのが大変だ...
...台風の被災者たちは、仮住居に移って生活している...
...地震で家が倒壊した人たちは、しばらくは仮住居に避難する...
...避難所で配られるのは、食料や水だけでなく、仮住居の情報もある...
...仮住居でも居心地を良くするために、家具や家電を必要とする...
...この甍の谷にのぞめる窓の三週の仮住居になれるものなりき)鐘鳴りぬ...
石川啄木 「詩」
...尤も京都に居た頃には藩邸の御殿を仮住居としていたので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...一歳(ひととせ)浅草代地河岸(だいちがし)に仮住居(かりずまい)せし頃の事なり...
永井荷風 「夕立」
...廃虚の仮住居は子供を教育するには...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...昔京極家の城跡であったということですから――ひとつその京極家から出立しての実例について見ようではありませんか」「なるほど」「このお雪さんという子が仮住居(かりずまい)にしているところに...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は永久に神戸の仮住居(かりずまい)から姿を晦(くら)ましてしまった...
野村胡堂 「死の予告」
...どうしてあっしと解ったんで?」仮住居(かりずまい)の門口(かどぐち)に立ったガラッ八の八五郎は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの草川(くさかわ)のほとりに仮住居(かりずまい)していたのは...
長谷川時雨 「モルガンお雪」
...東都の仮住居(かりずまい)を見すてしよりここに十日...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...一夜我が仮住居(かりずまい)をおとづれて共に虫の音(ね)を愛(め)づるついでに...
正岡子規 「俳諧大要」
...その仏師の仮住居らしい竹垣の小家の前にはコスモスが咲いている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして仮住居の場所を車の者へ教えておいてください...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昨日までの仮住居(ずまい)の退屈さが慰められる姫君であったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...五金杉に仮住居のあることは届けたが...
山本周五郎 「花も刀も」
...そこもとの仮住居にいる女がどういう関係の者かいまここで聞いておきたいと思う」「しかし...
山本周五郎 「花も刀も」
...仮住居として届けてはあるが...
山本周五郎 「花も刀も」
...――藪田助八はまた彼の仮住居(かりずまい)へもどっていた...
吉川英治 「大岡越前」
...かれが折々すがたを見せる仮住居というのは...
吉川英治 「大岡越前」
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