...お仕舞いにはまるで鳴門(なると)の渦巻のようになり...
海野十三 「火葬国風景」
...縄はそこでお仕舞いになってはいず...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...バニカンタの家に生れて仕舞いました...
ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 宮本百合子訳 「唖娘スバー」
...彼は魚に気を取られて仕舞いましたが...
ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 宮本百合子訳 「唖娘スバー」
...仕舞いにはあまりの荒唐無稽さに...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...仕舞いには王女殿下も出て見えられましたがな...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...仕舞いにはぐるりと大廻りをしないで済むように...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...みんなくれてお仕舞いなさいよ...
徳田秋声 「あらくれ」
...建聯(たてつらな)った売店がどこも彼処(かしこ)も店を仕舞いかけているところであったが...
徳田秋声 「あらくれ」
...即ち例のパンドラの手箱に仕舞い込むことが本当の止揚だというのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...昨日仕舞い込んだ雛の道具の中から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私はそういう頭の君の話をはじめから仕舞いまで...
堀辰雄 「ほととぎす」
...では何処へお仕舞いなさいましたので」「誰も気がつかぬ所だ」「――と申すと...
吉川英治 「江戸三国志」
...忠孝を仕舞いこんでしまったわけだね...
吉川英治 「大岡越前」
...身仕舞いにうろたえながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...道ばたで籠(かご)を仕舞いかけていた物売り男の背を一つポンと叩いて耳もとへささやいた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...分らず仕舞いである...
吉川英治 「平の将門」
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