例文・使い方一覧でみる「仕切り」の意味

...馬をつなぐ仕切りはそのまま残してあって... 馬をつなぐ仕切りはそのまま残してあっての読み方
ハンス・クリスチャン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳「絵のない絵本」

...箱の中央へ一枚のガラス板を入れて仕切りを造り... 箱の中央へ一枚のガラス板を入れて仕切りを造りの読み方
丘浅次郎「脳髄の進化」

...わたしは仕切りの簾（すだれ）の向うに派手な模様がチラチラして... わたしは仕切りの簾の向うに派手な模様がチラチラしての読み方
谷崎潤一郎「卍（まんじ）」

...片方の仕切りにはテプラーポンプや附属のマノメーターなどを置いた...
寺田寅彦「レーリー卿（Lord Rayleigh）」

...」師匠が言うのでそっちを見ると仕切りを外（はず）した次の部屋に... 」師匠が言うのでそっちを見ると仕切りを外した次の部屋にの読み方
徳田秋声「仮装人物」

...煉瓦（れんが）の仕切りで分かたれているが... 煉瓦の仕切りで分かたれているがの読み方
ユゴー・ヴィクトル　Hugo Victor 豊島与志雄訳「死刑囚最後の日」

...壁や生籬（いけがき）やあらゆる種類の仕切りで... 壁や生籬やあらゆる種類の仕切りでの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...店の方一切を取仕切り... 店の方一切を取仕切りの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...女中たちの部屋の全体はほんとうは三つの仕切りをもった大きな戸棚以外の何ものでもないのだ――ドアに耳をあてて聞き...
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「城」

...館内には仕切り壁が一杯あったが... 館内には仕切り壁が一杯あったがの読み方
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...この名刺差しには三つ四つの仕切りがあって... この名刺差しには三つ四つの仕切りがあっての読み方
エドガー・アラン・ポー　Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳「盗まれた手紙」

...仕切りが取っ払われ... 仕切りが取っ払われの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「道化玉座」

...中仕切りの陰に、避難民の悲鳴、子供を抱きすくめる気配などする...
林不忘「若き日の成吉思汗」

...露台の中仕切りの陰に潜み... 露台の中仕切りの陰に潜みの読み方
林不忘「若き日の成吉思汗」

...それにこの頃はどの駅でも針金だのナワだので仕切りがしてあるのよ...
宮本百合子「獄中への手紙」

...宇乃は仕切りの厚い杉戸を見やったまま... 宇乃は仕切りの厚い杉戸を見やったままの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...吾も吾もと仕切りの柵を越えて... 吾も吾もと仕切りの柵を越えての読み方
夢野久作「暗黒公使」

...百花模様の帳（とばり）で室の半ぶんを仕切り... 百花模様の帳で室の半ぶんを仕切りの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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