...人心地をつけるために、食事の前に手を合わせます...
...彼女は人心地をつけるのが上手で、周りから愛されています...
...試験前に友達と話すと、人心地がついて自信がつく...
...葬式に参加すると、人心地が悪くなることがある...
...新しい環境に入ると、人心地が落ち着かず緊張することがある...
...人心地を取かへした...
太宰治 「津軽」
...人心地のない主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうやらこうやら皆んな人心地がつきましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分」八五郎は漸(ようや)く人心地がつきました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人心地(ひとごこち)がつくのであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...畳の上には人心地(ひとごこち)を甦(よみがえ)らすものがあって...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...僕は漸く人心地がついたやうに古畳の上に横はつたまま...
原民喜 「災厄の日」
...……僕はだんだん爽やかに人心地がついてくるようだ...
原民喜 「鎮魂歌」
...四日目になってようやく人心地がつきましたが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それで人心地がつき...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...文三始めて人心地が付いた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...居間へ来なさい」居間へ来る頃には人心地(ひとごこち)がついた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...少し人心地(ひとごこち)のする者は皆命に代えて源氏を救おうと一所懸命になった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...初めて人心地がついたのだった...
柳田国男 「故郷七十年」
...「……ああ」初めて人心地のついたものを身の中に持った...
吉川英治 「黒田如水」
...……」城兵はうろたえるというよりは、むしろ呆(あき)れて、人心地もなく、顔の血も去喪(きょそう)してただふるえていた...
吉川英治 「三国志」
...後にやっと人心地がついて曹真が見まわしてみると...
吉川英治 「三国志」
...人心地もないような瞼をふさいでいた...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??