...人心地をつけるために、食事の前に手を合わせます...
...彼女は人心地をつけるのが上手で、周りから愛されています...
...試験前に友達と話すと、人心地がついて自信がつく...
...葬式に参加すると、人心地が悪くなることがある...
...新しい環境に入ると、人心地が落ち着かず緊張することがある...
...やや人心地になりたれば...
泉鏡花 「活人形」
...やっと人心地(ひとごこち)がついたのですよ」主翁は返事のかわりに溜呼吸(ためいき)をした...
田中貢太郎 「黄燈」
...あの子は可哀そうにもう人心地も何もなくなって――小ちゃな手であの人の袖にしがみついてね...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...人心地(ひとごこち)がなく物を言っているようであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほとんど人心地を失うほどに驚いてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...漸く人心地付いた千之助の前に引据ゑました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ人心地のあるやなしなる覺束なさ...
一葉 「暗夜」
...それで人心地がつき...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...初めて少しばかり人心地がついたが...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...冬になった時分にはもう大ぶ私も人心地がしてきた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...夕顔の白い花に風が戦(そよ)いで初めて人心地がつくのであつたが...
正岡子規 「病牀六尺」
...「ああ人心地がついて来た」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...「……ああ」初めて人心地のついたものを身の中に持った...
吉川英治 「黒田如水」
...後にやっと人心地がついて曹真が見まわしてみると...
吉川英治 「三国志」
...人心地もないような瞼をふさいでいた...
吉川英治 「私本太平記」
...お人心地もないすがたであった...
吉川英治 「私本太平記」
...人心地もないかの如く...
吉川英治 「新書太閤記」
...やや人心地のついた実性は...
吉川英治 「親鸞」
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