...四角の上に置かずに線の交叉点に置く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...電車が万世橋(めがね)の交叉点を素直(まっす)ぐに貫いても...
泉鏡花 「婦系図」
...四丁目の交叉点をわたる電車の響が聞えるようになる頃には...
大阪圭吉 「銀座幽霊」
...京橋交叉点(こうさてん)...
高浜虚子 「六百句」
...物音と云っては今彼を乗せて来た電車が交叉点(こうさてん)を越えて上野のほうへ走っている音だけであるが...
田中貢太郎 「青い紐」
...妙子は日比谷の交叉点(こうさてん)を横切る時に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...上富士前(かみふじまえ)の交叉点で乗込んだ人々の中に四十前後の色の黒い婦人が居た...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...九月二日に日比谷交叉点で...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...現今(いま)電車の交叉点(こうさてん)になっている四辻に...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...虎の門の交叉点に近い晩成軒という喫茶店...
久生十蘭 「魔都」
...溜池交叉点を通過になった時間は午前三時五十分であります...
久生十蘭 「魔都」
...交叉点のゴー・ストツプに故障が生じたのである...
牧野信一 「街上スケツチ」
...堺筋(さかひすぢ)との交叉点に来た時...
森鴎外 「大塩平八郎」
...県道交叉点(こうさてん)に臨(のぞ)んだ一旅亭で...
柳田国男 「木綿以前の事」
...彦山に電話して京橋の交叉点で約束の時間に一時間ばかり待っていたが遂に会わなかった...
山本周五郎 「青べか日記」
...交叉点(こうさてん)にかかると次のように変化する...
山本周五郎 「季節のない街」
...市電の旧交叉点以北...
山本笑月 「明治世相百話」
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