...其時の最優者を忽ち亡ぼすべきほどの力を有するものが現はれやうとは容易に信ぜられぬ...
丘浅次郎 「人類の将来」
...たくさんの生命を亡ぼす原因をつくりました...
小泉八雲 田部隆次訳 「ろくろ首」
...誰かは之を喜ばむ?わが軍隊を亡ぼすも救ふも正に今宵なり』63 アキリュウスとの調停をほのめかす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 45(其勇遂に生命を亡ぼす本となりぬべし)かくて屡身を轉じ隊の勇氣を試みて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...亡ぼすを神明われに許したり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...他人の肉体と霊魂を亡ぼす必要がある...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...人の心を亡ぼすためではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...亡ぼすにもただは亡ぼしませぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...形而上的貪慾(どんよく)のために身を亡ぼす男もあろうではないか...
中島敦 「狼疾記」
...願(ねご)うて聴かれざるなし只その身を亡ぼす事あり...
夏目漱石 「幻影の盾」
...権力者を亡ぼすものである...
蜷川新 「天皇」
...「人命をみだりに亡ぼす事を考へないか」と怒鳴りましたの...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...そんな考へは美しいがいけないことで身を亡ぼす基であると...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...こんなやくざな身體(からだ)を亡ぼすより外仕方がないと思つた...
正宗白鳥 「假面」
...自分で自分を亡ぼすことになつたと...
正宗白鳥 「今日は無事」
...これらの源氏がさて平氏を亡ぼすとなるや...
吉川英治 「折々の記」
...汝の九族まで亡ぼすかも知れないぞ...
吉川英治 「三国志」
...まったく自分の身を亡ぼすように努めているようなものでございます...
吉川英治 「新書太閤記」
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