例文・使い方一覧でみる「云う」の意味
スポンサーリンク...尼法師（あまほうし）の境涯にはいると云う事が... 
芥川龍之介 「邪宗門」
...一種の妖気（ようき）とも云うべき物が...
芥川龍之介 「妖婆」
...まさかあの岬の蔭から犯人が上陸したと云うのではあるまいね」進行中の舟の中で...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...何でか云うたら、こいさんと一緒やったら、あれ僕の叔母さんや云うたかて本真（ほんま）にせえへん、………」「成る程なあ」「第一ボーイが、あなた方お二人さんですか云うて、けったいな顔して、うちがビール持って来てほしい云うたかて、『えっ』と云うて、不思議そうにジロジロ見てるねん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...羨ましいと云う意味は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...葛の葉姫（ひめ）の姿見の井戸と云うものがあった...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...その精霊に帽子を被せて見たいものだと云う特別な望みを抱いた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...この点云うまでもなく社会科学に於ても変らないばかりでなく...
戸坂潤 「科学論」
...それ故正しく云うならば形式的直観の統一によって始めて純粋直観が成り立つのである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...まあこれを三つに分けて東塔とか西塔とか云うのだと思えば間違はない」「まあ...
夏目漱石 「虞美人草」
...遠方にあると云うよりも...
夏目漱石 「坑夫」
...聴かさぬと云うを...
夏目漱石 「野分」
...火事が好きだった――と云うと語弊があるが――事を書いて筆を擱（お）く事にしよう...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...六つになる三郎と云う連れ子があった...
林芙美子 「帯広まで」
...日本文明の裏面を描き出してやろうと云うような意気込みもあったので...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...云うて下さるか？」と阿賀妻はさえぎった...
本庄陸男 「石狩川」
...幾らよこせと云うんです」「そんなことはあたしの役」おみのは媚（こ）びた眼で得石をにらんだ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...物云うのもいやになり...
横光利一 「欧洲紀行」
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