...二文字(ふたもじ)だに見せ給へ』と書いてやつたから...
芥川龍之介 「好色」
...この二文字だけ切り抜いたのが...
芥川龍之介 「好色」
...二条寺町の二文字屋次郎左衛門の娘お軽を内蔵助のもとへつかわすことにしたのであった...
上村松園 「軽女」
...いう内蔵助のいつわりの言葉をきいてお軽も二文字屋もがっかりしてしまったのである...
上村松園 「軽女」
...二文字屋が、せめてもの名残りにと、ととのいもてなした酒肴を前にして、内蔵助もさすがにもののふの感慨に胸をあつくしたことであろう...
上村松園 「軽女」
...言って二文字屋を辞し...
上村松園 「軽女」
...この十二文字を、彼は、古新聞の両面が、まっくろになるまで、手習(てなら)いをするのである...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...惟有二文字五千巻一...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...見たと云う二文字だけの御返事でもお寄越(よこ)しになって下さい...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...「見たと云う二文字だけの御返事でもお寄越しになって下さい」と書いてやった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...」二文字の発明は疾(と)くに人間世界から伝わって...
中島敦 「悟浄出世」
...最後の二文字が巧妙に偽造されています...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...短歌三十一文字と定まりたるを三十二文字乃至三十六文字となし俳諧十七字と定まりたるを十八字乃至二十二三字にも作る事あり...
正岡子規 「字餘りの和歌俳句」
...例へば上(かみ)十二文字または下(しも)十二文字を得ていまだ外(ほか)の五文字を得ざる時...
正岡子規 「俳諧大要」
...九・四〇M)―有元に追い付く(一〇・五五)―第一悪場上(一一・四五)―天狗(以下二文字不明)(一三・〇五)―ビスケット食う(一四・〇〇)―※(一五・三五)―雪洞出来(一七・一五)(就寝二一・三〇)入口〈0℃〉(十頁空白)1月4日 フーセツ天狗のコシカケヨリ ドツペウヲコエテ 北カマ平ノノボリカヽリデビバーク...
松濤明 「槍ガ岳」
...恐らくは小説なる二文字が嬉しからぬ聯想を予に與ふればならん...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...懸額の「本願」の二文字を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...二文字通りの「偶像」について考えてみる...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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