例文・使い方一覧でみる「二千里」の意味


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...この町からあの町まで二千里もあるので、バスで移動するのは大変だ...   この町からあの町まで二千里もあるので、バスで移動するのは大変だの読み方

...彼女は一日で二千里の運転をして帰ってきた...   彼女は一日で二千里の運転をして帰ってきたの読み方

...中国小説『西遊記』では、主人公が二千里の道のりを歩いている...   中国小説『西遊記』では、主人公が二千里の道のりを歩いているの読み方

...二千里離れた国へ渡るには、飛行機で数時間かかる...   二千里離れた国へ渡るには、飛行機で数時間かかるの読み方

...旅行中、私は二千里もの海を泳いで渡った...   旅行中、私は二千里もの海を泳いで渡ったの読み方

...二千里外に故人の面(おもて)を見ようと思つたら...   二千里外に故人の面を見ようと思つたらの読み方
芥川龍之介 「雑筆」

...千里や二千里は驚きません...   千里や二千里は驚きませんの読み方
芥川龍之介 「三つの宝」

...事古りにたれど白居易の「二千里外故人心」の句よくもいひ出でたりと覚ゆ...   事古りにたれど白居易の「二千里外故人心」の句よくもいひ出でたりと覚ゆの読み方
上田敏 「月」

...後漢書に樂浪郡徼去二其國一萬二千里...   後漢書に樂浪郡徼去二其國一萬二千里の読み方
内藤湖南 「卑彌呼考」

...千里でも二千里でも畳の上を行くように辷(すべ)って行って...   千里でも二千里でも畳の上を行くように辷って行っての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それもここから東南二千里の受降城(じゅこうじょう)へという前日までの予定を変えて...   それもここから東南二千里の受降城へという前日までの予定を変えての読み方
中島敦 「李陵」

...樂浪郡徼去其國萬二千里...   樂浪郡徼去其國萬二千里の読み方
范曄 「後漢書倭傳」

...世にたのまれぬを男心といふ、それよ秋の空の夕日にはかに掻きくもりて、傘なき野道に横しぶきの難義さ、出あひし物はみな其樣に申せども是れみな時のはづみぞかし、波こえよとて末の松山ちぎれるもなく、男傾城(けいせい)ならぬ身の空涙こぼして何に成るべきや、昨日あはれと見しは昨日のあはれ、今日の我が身に爲す業しげゝれば、忘るゝとなしに忘れて一生は夢の如し、露の世といへばほろりとせしもの、はかないの上なしなり、思へば男は結髪(いひなづけ)の妻ある身、いやとても應とても浮世の義理をおもひ斷つほどのこと此人此身にして叶ふべしや、事なく高砂をうたひ納むれば即ち新らしき一對の夫婦(めおと)出來あがりて、やがては父とも言はるべき身なり、諸縁これより引かれて斷ちがたき絆(ほだし)次第にふゆれば、一人一箇の野澤桂次ならず、運よくは萬の身代十萬に延して山梨縣の多額納税と銘うたんも斗りがたけれど、契りし詞はあとの湊(みなと)に殘して、舟は流れに隨がひ人は世に引かれて、遠ざかりゆくこと千里、二千里、一萬里、此處三十里の隔てなれども心かよはずは八重がすみ外山の峰をかくすに似たり、花ちりて青葉の頃までにお縫が手もとに文三通、こと細か成けるよし、五月雨軒ばに晴れまなく人戀しき折ふし、彼方よりも數々思ひ出の詞うれしく見つる、夫れも過ぎては月に一二度の便り、はじめは三四度も有りけるを後には一度の月あるを恨みしが、秋蠶(あきご)のはきたてとかいへるに懸りしより、二月に一度、三月に一度、今の間に半年目、一年目、年始の状と暑中見舞の交際(つきあひ)になりて、文言うるさしとならば端書にても事は足るべし、あはれ可笑しと軒ばの櫻くる年も笑ふて、隣の寺の觀音樣御手を膝に柔和の御相これも笑めるが如く、若いさかりの熱といふ物にあはれみ給へば、此處なる冷やかのお縫も笑くぼを頬(ほゝ)にうかべて世に立つ事はならぬか、相かはらず父樣の御機嫌、母の氣をはかりて、我身をない物にして上杉家の安隱をはかりぬれど、ほころびが切れてはむづかし...   世にたのまれぬを男心といふ、それよ秋の空の夕日にはかに掻きくもりて、傘なき野道に横しぶきの難義さ、出あひし物はみな其樣に申せども是れみな時のはづみぞかし、波こえよとて末の松山ちぎれるもなく、男傾城ならぬ身の空涙こぼして何に成るべきや、昨日あはれと見しは昨日のあはれ、今日の我が身に爲す業しげゝれば、忘るゝとなしに忘れて一生は夢の如し、露の世といへばほろりとせしもの、はかないの上なしなり、思へば男は結髪の妻ある身、いやとても應とても浮世の義理をおもひ斷つほどのこと此人此身にして叶ふべしや、事なく高砂をうたひ納むれば即ち新らしき一對の夫婦出來あがりて、やがては父とも言はるべき身なり、諸縁これより引かれて斷ちがたき絆次第にふゆれば、一人一箇の野澤桂次ならず、運よくは萬の身代十萬に延して山梨縣の多額納税と銘うたんも斗りがたけれど、契りし詞はあとの湊に殘して、舟は流れに隨がひ人は世に引かれて、遠ざかりゆくこと千里、二千里、一萬里、此處三十里の隔てなれども心かよはずは八重がすみ外山の峰をかくすに似たり、花ちりて青葉の頃までにお縫が手もとに文三通、こと細か成けるよし、五月雨軒ばに晴れまなく人戀しき折ふし、彼方よりも數々思ひ出の詞うれしく見つる、夫れも過ぎては月に一二度の便り、はじめは三四度も有りけるを後には一度の月あるを恨みしが、秋蠶のはきたてとかいへるに懸りしより、二月に一度、三月に一度、今の間に半年目、一年目、年始の状と暑中見舞の交際になりて、文言うるさしとならば端書にても事は足るべし、あはれ可笑しと軒ばの櫻くる年も笑ふて、隣の寺の觀音樣御手を膝に柔和の御相これも笑めるが如く、若いさかりの熱といふ物にあはれみ給へば、此處なる冷やかのお縫も笑くぼを頬にうかべて世に立つ事はならぬか、相かはらず父樣の御機嫌、母の氣をはかりて、我身をない物にして上杉家の安隱をはかりぬれど、ほころびが切れてはむづかしの読み方
樋口一葉 「ゆく雲」

...世(よ)にたのまれぬを男心(をとこごゝろ)といふ、それよ秋(あき)の空(そら)の夕日(ゆふひ)にはかに掻(か)きくもりて、傘(かさ)なき野道(のみち)に横(よこ)しぶきの難義(なんぎ)さ、出(で)あひし物(もの)はみな其樣(そのやう)に申(まを)せども是(こ)れみな時(とき)のはづみぞかし、波(なみ)こえよとて末(すゑ)の松山(まつやま)ちぎれるもなく、男傾城(をとこけいせい)ならぬ身(み)の空(そら)涙(なみだ)こぼして何(なに)に成(な)るべきや、昨日(きのふ)あはれと見(み)しは昨日(きのふ)のあはれ、今日(けふ)の我(わ)が身(み)に爲(な)す業(わざ)しげゝれば、忘(わす)るゝとなしに忘(わす)れて一生(せう)は夢(ゆめ)の如(ごと)し、露(つゆ)の世(よ)といへばほろりとせしもの、はかないの上(うへ)なしなり、思(おも)へば男(をとこ)は結髮(いひなづけ)の妻(つま)ある身(み)、いやとても應(おう)とても浮世(うきよ)の義理(ぎり)をおもひ斷(た)つほどのこと此人(このひと)此身(このみ)にして叶(かな)ふべしや、事(こと)なく高砂(たかさご)をうたひ納(おさ)むれば、即(すなは)ち新(あた)らしき一對(つい)の夫婦(めをと)出來(でき)あがりて、やがては父(ちゝ)とも言(い)はるべき身(み)なり、諸縁(しよゑん)これより引(ひ)かれて斷(た)ちがたき絆(ほだし)次第(しだい)にふゆれば、一人(にん)一箇(こ)の野澤桂次(のざわけいじ)ならず、運(うん)よくは萬(まん)の身代(しんだい)十萬(まん)に延(のば)して山梨縣(やまなしけん)の多額納税(たがくのうぜい)と銘(めい)うたんも斗(はか)りがたけれど、契(ちぎ)りし詞(ことば)はあとの湊(みなと)に殘(のこ)して、舟(ふね)は流(なが)れに隨(した)がひ人(ひと)は世(よ)に引(ひ)かれて、遠(とほ)ざかりゆく事(こと)千里(り)、二千里(り)、一萬里(り)、此處(こゝ)三十里(り)の隔(へだ)てなれども心(こゝろ)かよはずは八重(へ)がすみ外山(とやま)の峰(みね)をかくすに似(に)たり、花(はな)ちりて青葉(あをば)の頃(ころ)までにお縫(ぬひ)が手(て)もとに文(ふみ)三通(つう)、こと細(こま)か成(なり)けるよし、五月雨(さみだれ)軒(のき)ばに晴(は)れまなく人戀(ひとこひ)しき折(をり)ふし、彼方(かなた)よりも數(かず/\)思(おも)ひ出(で)の詞(ことば)うれしく見(み)つる、夫(そ)れも過(す)ぎては月(つき)に一二度(ど)の便(たよ)り、はじめは三四度(ど)も有(あ)りけるを後(のち)には一度(ど)の月(つき)あるを恨(うら)みしが、秋蠶(あきご)のはきたてとかいへるに懸(かゝ)りしより、二月(つき)に一度(ど)、三月(つき)に一度(ど)、今(いま)の間(ま)に半年目(はんとしめ)、一年(ねん)目(め)、年始(ねんし)の状(ぜう)と暑中見舞(しよちうみまい)の突際(つきあい)になりて、文言(もんごん)うるさしとならば端書(はがき)にても事(こと)は足(た)るべし、あはれ可笑(をか)しと軒(のき)ばの櫻(さくら)くる年(とし)も笑(わら)ふて、隣(となり)の寺(てら)の觀音樣(くわんをんさま)御手(おんて)を膝(ひざ)に柔和(にうわ)の御相(さう)これも笑(ゑ)めるが如(ごと)く、若(わか)いさかりの熱(ねつ)といふ物(もの)にあはれみ給(たま)へば、此處(こゝ)なる冷(ひや)やかのお縫(ぬひ)も笑(ゑ)くぼを頬(ほう)にうかべて世(よ)に立(た)つ事(こと)はならぬか、相(あい)かはらず父樣(とゝさま)の御機嫌(ごきげん)、母(はゝ)の氣(き)をはかりて、我身(わがみ)をない物(もの)にして上杉家(うへすぎけ)の安隱(あんおん)をはかりぬれど...   世にたのまれぬを男心といふ、それよ秋の空の夕日にはかに掻きくもりて、傘なき野道に横しぶきの難義さ、出あひし物はみな其樣に申せども是れみな時のはづみぞかし、波こえよとて末の松山ちぎれるもなく、男傾城ならぬ身の空涙こぼして何に成るべきや、昨日あはれと見しは昨日のあはれ、今日の我が身に爲す業しげゝれば、忘るゝとなしに忘れて一生は夢の如し、露の世といへばほろりとせしもの、はかないの上なしなり、思へば男は結髮の妻ある身、いやとても應とても浮世の義理をおもひ斷つほどのこと此人此身にして叶ふべしや、事なく高砂をうたひ納むれば、即ち新らしき一對の夫婦出來あがりて、やがては父とも言はるべき身なり、諸縁これより引かれて斷ちがたき絆次第にふゆれば、一人一箇の野澤桂次ならず、運よくは萬の身代十萬に延して山梨縣の多額納税と銘うたんも斗りがたけれど、契りし詞はあとの湊に殘して、舟は流れに隨がひ人は世に引かれて、遠ざかりゆく事千里、二千里、一萬里、此處三十里の隔てなれども心かよはずは八重がすみ外山の峰をかくすに似たり、花ちりて青葉の頃までにお縫が手もとに文三通、こと細か成けるよし、五月雨軒ばに晴れまなく人戀しき折ふし、彼方よりも數思ひ出の詞うれしく見つる、夫れも過ぎては月に一二度の便り、はじめは三四度も有りけるを後には一度の月あるを恨みしが、秋蠶のはきたてとかいへるに懸りしより、二月に一度、三月に一度、今の間に半年目、一年目、年始の状と暑中見舞の突際になりて、文言うるさしとならば端書にても事は足るべし、あはれ可笑しと軒ばの櫻くる年も笑ふて、隣の寺の觀音樣御手を膝に柔和の御相これも笑めるが如く、若いさかりの熱といふ物にあはれみ給へば、此處なる冷やかのお縫も笑くぼを頬にうかべて世に立つ事はならぬか、相かはらず父樣の御機嫌、母の氣をはかりて、我身をない物にして上杉家の安隱をはかりぬれどの読み方
一葉女史 「ゆく雲」

...それは天皇と独裁官とが分割する!曠原と氷塊と密林と漠草との二千里の距離にか!―――否!こゝにわれらの精力の根源はツンドラに花咲かせ鉄軌と工場とコルホーズに鉄と電気のハーモニーを奏で美くしい自由の花園を育てあげた―――サヴェート同盟!鉄鎖でなく...   それは天皇と独裁官とが分割する!曠原と氷塊と密林と漠草との二千里の距離にか!―――否!こゝにわれらの精力の根源はツンドラに花咲かせ鉄軌と工場とコルホーズに鉄と電気のハーモニーを奏で美くしい自由の花園を育てあげた―――サヴェート同盟!鉄鎖でなくの読み方
槇村浩 「獄内にてドイツの同志を思う歌」

...茗水茶山二千里...   茗水茶山二千里の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...)海東二千里定而(さだめて)又かはり候事と奉存候...   )海東二千里定而又かはり候事と奉存候の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...その安逸をむさぼっている自分たちの御殿から二千里も離れたところで...   その安逸をむさぼっている自分たちの御殿から二千里も離れたところでの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...唐人の「支頤見二千里一...   唐人の「支頤見二千里一の読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...まことに二千里の外の心地もする……...   まことに二千里の外の心地もする……の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...滄州(そうしゅう)までの道は二千里(一里ヲ六町ノ支那里)といわれている...   滄州までの道は二千里といわれているの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...刺青(いれずみ)を加え孟州(もうしゅう)二千里の外へ流罪といたすものである...   刺青を加え孟州二千里の外へ流罪といたすものであるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...二千里の遠方から二十余年ぶりで故郷へ帰って来た...   二千里の遠方から二十余年ぶりで故郷へ帰って来たの読み方
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」

「二千里」の読みかた

「二千里」の書き方・書き順

いろんなフォントで「二千里」


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