例文・使い方一覧でみる「二の次」の意味

...酒やつまみものは二の次という店なのかも知れない... 酒やつまみものは二の次という店なのかも知れないの読み方
梅崎春生「狂い凧」

...二の次の問題です」とその見なれない青年紳士は... 二の次の問題です」とその見なれない青年紳士はの読み方
海野十三「爆薬の花籠」

...稼ぐというのは二の次で... 稼ぐというのは二の次での読み方
江見水蔭「怪異暗闇祭」

...話が纏（まと）まる纏まらないは二の次として... 話が纏まる纏まらないは二の次としての読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...一体いつからそう云う関係になっていました？」浜田を赦す赦さないは二の次の問題として...
谷崎潤一郎「痴人の愛」

...又五郎に、助太刀するとか、せんとかは、二の次の話だ... 又五郎に、助太刀するとか、せんとかは、二の次の話だの読み方
直木三十五「寛永武道鑑」

...物を盗むのを二の次にして... 物を盗むのを二の次にしての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...重しといふとも身代は二の次... 重しといふとも身代は二の次の読み方
樋口一葉「大つごもり」

...二の次にしとった... 二の次にしとったの読み方
火野葦平「花と龍」

...誇りなんて二の次です」「だから... 誇りなんて二の次です」「だからの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「玉手箱」

...人民は二の次三の次であった... 人民は二の次三の次であったの読み方
本庄陸男「石狩川」

...二の次であるが……といふやうな意味のことを岡はりら子にぽつ／＼と答へながら...
牧野信一「心象風景（続篇）」

...二の次若しくは三の次なんですね... 二の次若しくは三の次なんですねの読み方
松永延造「職工と微笑」

...害をうけたかも知れなんだ――捕えると捕えぬとは二の次」と... 害をうけたかも知れなんだ――捕えると捕えぬとは二の次」との読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...より強大な国際資本におんぶして大衆生活は二の次として生きのびる決心をしてから...
宮本百合子「偽りのない文化を」

...ただ彼の政策の成功だけを重く見て彼の誠実や良心の方は二の次にした人々＊の言うところも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...妹もわたしも二の次ぎだ... 妹もわたしも二の次ぎだの読み方
山本周五郎「菊屋敷」

...感覚的な興味は二の次であることなどであるが... 感覚的な興味は二の次であることなどであるがの読み方
和辻哲郎「麦積山塑像の示唆するもの」

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