...彼は不良性腫瘍を患っている...
...不良性のチェックをするために検査を受けた...
...不良性の傾向がある子供たちを支援する団体を立ち上げた...
...その謎の病気は幸いにも不良性ではないと分かった...
...不良性の影響を受けずに育った犬種もある...
...不良性は私の血統にあるらしく...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...いきなり内懐(うちふところ)に飛びこまれてわたくしは自分の不良性を失つた...
高村光太郎 「智恵子抄」
...酒に酔った不良性の男が...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...苟(いやし)くも人間の死体の神聖を冒涜(ぼうとく)せんとする不良性動物の僭越と...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして相當教養のありさうな不良性で...
牧野信一 「痴日」
...「馬鹿/\しさ」を従来の習慣通りに斯様なありふれた不良性で裏づけたが...
牧野信一 「毒気」
...私もわざとらしい不良性な...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...不良性は如何にして地方に伝わるかどこでもそうであるが...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...却って不良性を増長させるのに持って来いの傾向であった...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...東京に鬱積した不良性金取り本位...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...自暴自棄なぞいう内的原因から起った不良性の嵩じたもので...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...華族や富豪のお坊ちゃん嬢ちゃんなぞがあらわす不良性は...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その中(うち)でも「不良性」は真っ先にこの刺戟に感じ易い...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...即ち不良性はいろんな因縁に依って善ともなり悪ともなるので...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...自分の不良性を他人の不良性から誘発されて不良化するのも珍らしくないように見える...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...このような動機で不良性を帯びた少年少女の中には...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...真面目に働きながら不良性を発揮するのが殖えて来た事は事実であるという...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...単に懶惰(らんだ)な子の不良性と見てか...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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