...申し訳ありませんが、不承知です...
...彼は私の問いに対して、不承知のようです...
...不承知なら、もう少し調べてみましょう...
...不承知なら、まずは確認をしてから決めましょう...
...不承知でしたら、またお伺いします...
...たとい貴女が御不承知でも...
泉鏡花 「婦系図」
...恰かも女の不承知または反對の言葉に答へるかのやうに...
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」
...それに今晩は久しぶりにお刺身を取らうかと思つてゐたのだから」と照ちやんは一應不承知を稱へたが...
高濱虚子 「續俳諧師」
...少々内福な汐田の家では二人の結婚は不承知であつて...
太宰治 「列車」
...お家さんや母屋の旦那はあの当時不承知であったし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...相手の承知不承知にかかわらず他人に尽くしたいという欲求から...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不承知なら、私の方からお断りします...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...承知とも不承知ともつかないびっくりした様子を示した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わしが不承知じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...お駒は唯もう父親の不承知一点張で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...柳屋の親爺は不承知だつたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...我(わし)の病院へ入れる事は不承知かと毎々聞かれるのであるが...
樋口一葉 「うつせみ」
...私の病院へ入れる事は不承知かと毎々聞かれるのであるが...
樋口一葉 「うつせみ」
...是(こ)れも不承知...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...国では大不承知であったけれど...
二葉亭四迷 「平凡」
...仲直りの盃を交さないうちは此方が不承知だ! と云つて...
牧野信一 「捜語」
...またお豊さんが不承知を言うにきまっているとも思われぬので...
森鴎外 「安井夫人」
...私は御意見に添うわけにはまいりません」「どこが不承知ですか」「全部です...
山本周五郎 「雪の上の霜」
便利!手書き漢字入力検索