...彼の話は不分明だったので、何を言っているのかよく分からなかった...
...彼女が作った説明は不分明で、私たちは混乱してしまった...
...言葉が不分明だと、誤解されることがあるので注意が必要だ...
...計画書の内容が不分明だと、スムーズに進めることができない...
...記憶が不分明で、何が起きたのか思い出せない...
...尚眼は塞りて視る事不分明となり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...お上品(じゃうひん)な問答(もんだふ)!(此(この)原詞(げんし)は“Here's goodly gear.”此(この)意味(いみ)不分明(ふふんめい)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...恐らく何等かの圖形を不分明に自分のうちに表現するにしても...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この感覺の把捉は多くの場合極めて不明瞭であり不分明であるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...かかる本質についてはしかるにこの知覺は極めて不明瞭にそして不分明にでなければ何物も指示しないからである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この一般的な知覚はむしろいっそう不分明であるのがつねであるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この感覚の把捉は多くの場合極めて不明瞭であり不分明であるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...さらにまた不明瞭で不分明な知覚のすべての例を熟考することによって...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...自然科学が進歩するに従って段々不分明になって行くだろうと考える人が或いはあるかも知れない...
戸坂潤 「辞典」
...意義の不分明な合図に過ぎません...
中里介山 「大菩薩峠」
...モッシュウ」と意味不分明なる呼び名をしてみましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...意味の不分明なところにあるというのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...而して建長二年の條には人數不分明とあれば...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...ミラア先生はこの不分明な音を鎭(しづ)めに組から組を歩いてつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...同じような感情のあいまいさや節度の不分明なところを弱点として持っているのは当然である...
宮本百合子 「異性の友情」
...御手跡の主の不分明な点についてのお話も少し承ったことがあるのですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その不分明な心の領域がときどき権利を主張してみて暗影を投げる...
横光利一 「夜の靴」
...元朝(げんてう)の字はいくらか不分明...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
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