...彼の説明は不充分だったので、私たちは理解できなかった...
...対策の不充分さにより、問題が再発した...
...不充分な支払いをしていると信用度が下がる可能性がある...
...彼の肩書はあるが、経験が不充分であると判断された...
...不充分なデータでは正確な予測ができない...
...単に発明の奨励だけでは不充分である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...さうして金(きん)の解禁(かいきん)を決行(けつかう)せんとするには政府(せいふ)自(みづか)らの行動(かうどう)のみにては不充分(ふじうぶん)であつて...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...調査不充分だぞ...
海野十三 「少年探偵長」
...なるほど日本の文章は不充分...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...日本の言葉はまだ不充分であった...
大隈重信 「学問の独立と東京専門学校の創立」
...」「模倣できますゆえ、証拠不充分...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...一応(だが無論初めから不充分なのではあるが)イデオロギーの存在を承認しながら(何となれば社会学者は必ずしもイデオロギーの概念を充分に承認するとは限らない)...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この不充分さは併しながら...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...自然科学的法則概念の理解の不充分さである...
戸坂潤 「科学方法論」
...価値関係づけだけでは歴史記述の解明として不充分であることの証拠と考えられるに至るであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...尤も三津浜には早くより不充分ながら砲台が出来ていて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...研究が不充分なのであるから...
中谷宇吉郎 「稲の一日」
...その藝術作品を單に抽象的批判によつて概念的評價を下しただけでは不充分だと云ふ事である...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...光線が不充分だ...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...少し手数はかかりますけれども玉子焼鍋なら大概な家にありますから不充分ながらも西洋菓子が出来るとすると誰でも家へ帰って直(す)ぐに試してみましょう...
村井弦斎 「食道楽」
...丘陵の窪(くぼ)ごとに排水の不充分なフケ田があって...
柳田國男 「地名の研究」
...吟味が不充分であり罪科が過酷だとしたら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...理性ノ発達不充分ナル女子...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??