例文・使い方一覧でみる「下っ端」の意味

...こういう品物を下っ端探偵なぞが... こういう品物を下っ端探偵なぞがの読み方
橘外男「グリュックスブルグ王室異聞」

...こんな下っ端役人に... こんな下っ端役人にの読み方
橘外男「グリュックスブルグ王室異聞」

...下っ端の野呂十内の耳にもはいってきた... 下っ端の野呂十内の耳にもはいってきたの読み方
豊島与志雄「広場のベンチ」

...俺んとこの下っ端だったが... 俺んとこの下っ端だったがの読み方
直木三十五「南国太平記」

...これは下っ端の争いではなく... これは下っ端の争いではなくの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...一番下っ端の会社員で... 一番下っ端の会社員での読み方
野村胡堂「悪人の娘」

...ともかく彼らは銀行の下っ端の行員にはちがいなかった... ともかく彼らは銀行の下っ端の行員にはちがいなかったの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「審判」

...まったく取るに足りないいちばん下っ端の行員なので... まったく取るに足りないいちばん下っ端の行員なのでの読み方
フランツ・カフカ　Franz Kafka 原田義人訳「審判」

...この下っ端人間の身体障害があるかのような偏狭さを最も端的に露出せしめているところの特徴は...
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...下っ端の連中が興味を持ってやるようなことでなくとも... 下っ端の連中が興味を持ってやるようなことでなくともの読み方
バルザック　Honore de Balzac 中島英之訳「ゴリオ爺さん」

...支金庫の下っ端役人になるのにも... 支金庫の下っ端役人になるのにもの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...下っ端役人は愚か... 下っ端役人は愚かの読み方
ニコライ・ゴーゴリ　Nikolai Vasilievitch Gogolj（Николай　Васильевич　Гоголь）平井肇訳「死せる魂」

...下っ端の大衆作家に見るような下素（げす）っぽいところは微塵（みじん）もない... 下っ端の大衆作家に見るような下素っぽいところは微塵もないの読み方
平林初之輔「江戸川乱歩」

...上長やら下っ端を怒った原因も分かっている... 上長やら下っ端を怒った原因も分かっているの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「謎の四つ指」

...下っ端ならこんなことはないんだが... 下っ端ならこんなことはないんだがの読み方
山本周五郎「季節のない街」

...市の下っ端の役人と市会議員とが... 市の下っ端の役人と市会議員とがの読み方
夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」

...半瓦（はんがわら）の部屋から付いて来た下っ端である... 半瓦の部屋から付いて来た下っ端であるの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...下（した）っ端（ぱ）の人間が好きなんだから」「わたしも下っ端の人間じゃないか... 下っ端の人間が好きなんだから」「わたしも下っ端の人間じゃないかの読み方
ルナアル　Jules Renard 岸田国士訳「ぶどう畑のぶどう作り」

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