...石川家上屋敷に起ったことで...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「私は小堀和泉守樣御上屋敷に仕へて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...翌(あく)る日は上屋敷に持参...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...耻を申さねば判らぬが、三日前、當江戸上屋敷に、不測(ふそく)の大事が起り、拙者と大垣殿は既に腹まで掻切らうといたしたが、一藩の興廢(こうはい)に拘(かゝ)はる大事、一人や二人腹を切つて濟むことではない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...呉服橋の上屋敷から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...市ヶ谷御上屋敷からは今日の成功を褒めて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...市ヶ谷御上屋敷から繰り込んだお女中と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうぞお一人で上屋敷(かみやしき)へお出(いで)になつて下さい...
森鴎外 「大塩平八郎」
...上屋敷の御殿の廊下なんぞ延長一里十二町二十一間もあるんだ...
山本周五郎 「思い違い物語」
...いつもの例で上屋敷へ祝儀にゆくと...
山本周五郎 「菊千代抄」
...上屋敷と中屋敷とが道を隔てて相対していた...
山本周五郎 「新潮記」
...「そのまま西丸下の上屋敷へゆき...
山本周五郎 「風流太平記」
...紀州から来た蜜柑(みかん)を上屋敷へ送るのだといって...
山本周五郎 「風流太平記」
...秋元家の家老曾根家の上屋敷に食客となって...
吉川英治 「江戸三国志」
...それは一刻も早く市ヶ谷上屋敷の尾張義通(よしみち)――万太郎の兄なる人...
吉川英治 「江戸三国志」
...無事に尾張様のお上屋敷にお届けしている時分だろうね」「あの子のことですから...
吉川英治 「江戸三国志」
...高輪(たかなわ)から細川家の上屋敷に近い町まで...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...あれや山のお屋敷じゃ見たことのない女ですぜ」「江戸表の上屋敷から使いに来たという話だから...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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