例文・使い方一覧でみる「上げる」の意味
スポンサーリンク...それから高い窓を見上げる... 
芥川龍之介 「浅草公園」
...『春の夜の――』と山内が妙に氣取つた節で讀上げると...
石川啄木 「鳥影」
...それが鎮まると教師が児童出席簿を読上げる声...
石川啄木 「道」
...これが考えられずにいられるものか！」そう言ってわたしからその綱を取り上げると...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...この不動様の三尊を彫り上げるということは彫刻の稽古としては誠に当を得たものであって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...大戦の爆発と共に留学生は皆引き上げるし...
寺田寅彦 「病室の花」
...どういふ風に君主專制時代が平民發展時代になつたかといふことを例を擧げて申上げる...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...あなたに差上げるつもりで持って参りました」と言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...可愛がって上げる人もないのです……後生（ごしょう）ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...見上げる向（むこう）では阿蘇（あそ）の山がごううごううと遠くながら鳴っている...
夏目漱石 「二百十日」
...あなたの嬉しがるのを出して上げるから」神籤（みくじ）に何の執着もなかったお延は...
夏目漱石 「明暗」
...恋女房を締め上げるわけにも行くまい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お政を水から救い上げると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鼻の頭を撫で上げるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私がひよいと顏を上げると...
堀辰雄 「馬車を待つ間」
...何でも御礼にして上げる」「それじゃ...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...御元服後は三の宮を兵部卿（ひょうぶきょう）の宮と申し上げるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...本を取り上げるとき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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