...七部集の監修をしたのは名聞を離れた仕業である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...すると七部集の監修をするのも「空(くう)」と考へはしなかつたであらうか? 同時に又集を著はすのさへ...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...七部集(しちぶしふ)なども覗(のぞ)きたれば...
芥川龍之介 「わが俳諧修業」
...七部集の連句がおもしろいのは...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...どうにもあまりぞっとしないと思われる句が七部集の中でもたくさんにある...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...試みに芭蕉七部集をひもといて二三の実例について考えてみる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...さらにまたたとえば蕪村(ぶそん)七部集の見劣りする理由もここにあるのであろう...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...世に山家集と七部集の存することを忘れて問はなかつた...
永井壮吉 「冬日の窓」
...蕪村七部集の中「冬されやきたなき川の夕烏」の一句正に実景なるを思わしむ...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...七部集を味わわんがためでもない...
中里介山 「大菩薩峠」
...『蕪村七部集』『蕪村句集』位(ぐらい)なるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...漸く『七部集』(殊に「猿蓑」)に眼を開き...
正岡子規 「俳句の初歩」
...江戸のころの芭蕉の七部集などにもたくさん例がある...
柳田国男 「故郷七十年」
...この『七部集』には異本が多く...
柳田国男 「木綿以前の事」
...つまり彼らは『七部集』をすらも理解せずに主として発句だけを作っていたので...
柳田国男 「木綿以前の事」
...『七部集』は私が殊に愛読しているので...
柳田国男 「木綿以前の事」
...『七部集』には百韻すなわち百句の連歌がたった一つあるのみで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...『七部集』にはこれ以外に今一つ...
柳田国男 「木綿以前の事」
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