例文・使い方一覧でみる「一風呂」の意味

...一風呂浴びて来てくれと云つた... 一風呂浴びて来てくれと云つたの読み方
芥川龍之介「槍ヶ嶽紀行」

...早速一風呂浴びて渓流を耳にしながら杯を傾け... 早速一風呂浴びて渓流を耳にしながら杯を傾けの読み方
押川春浪補「本州横断　痛快徒歩旅行」

...退屈さにもう一風呂と... 退屈さにもう一風呂との読み方
泉鏡花「怨霊借用」

...一風呂（ひとふろ）の浴（ゆあ）みに二人は今日の疲れをいやし... 一風呂の浴みに二人は今日の疲れをいやしの読み方
伊藤左千夫「春の潮」

...このひまに一風呂浴びて来ましょうか... このひまに一風呂浴びて来ましょうかの読み方
林不忘「安重根」

...ぐつたり労れて帰つて来て一風呂浴びる... ぐつたり労れて帰つて来て一風呂浴びるの読み方
種田山頭火「行乞記」

...一風呂浴びて一杯ひつかける... 一風呂浴びて一杯ひつかけるの読み方
種田山頭火「行乞記」

...同じ鋳掛屋がもしも一風呂浴びてここを通りかかったのだったら... 同じ鋳掛屋がもしも一風呂浴びてここを通りかかったのだったらの読み方
寺田寅彦「電車と風呂」

...高尾、小仏や甲斐の諸山は、一風呂浴びて、濃淡の碧（みどり）鮮（あざ）やかに、富士も一筋（ひとすじ）白い竪縞（たてじま）の入った浅葱（あさぎ）の浴衣を着て、すがすがしく笑（え）んで居る... 高尾、小仏や甲斐の諸山は、一風呂浴びて、濃淡の碧鮮やかに、富士も一筋白い竪縞の入った浅葱の浴衣を着て、すがすがしく笑んで居るの読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...ジヤルルック君一風呂敷（ひとふろしき）買ひ来りしかど... ジヤルルック君一風呂敷買ひ来りしかどの読み方
徳冨蘆花「馬上三日の記」

...一風呂浴びると共に寝（しん）に就いてしまいました... 一風呂浴びると共に寝に就いてしまいましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...もう一風呂浴びましょう... もう一風呂浴びましょうの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「私も一風呂あつたまつて来よう」と云つた... 「私も一風呂あつたまつて来よう」と云つたの読み方
林芙美子「浮雲」

...一風呂浴びて日の暮れゆけば突（つき）かけ下駄に七五三の着物... 一風呂浴びて日の暮れゆけば突かけ下駄に七五三の着物の読み方
樋口一葉「たけくらべ」

...一風呂（ふろ）浴（あ）びて日（ひ）の暮（く）れゆけば突（つき）かけ下駄（げた）に七五三の着物（きもの）... 一風呂浴びて日の暮れゆけば突かけ下駄に七五三の着物の読み方
樋口一葉「たけくらべ」

...一風呂浴びて休むうちに雨... 一風呂浴びて休むうちに雨の読み方
別所梅之助「雪の武石峠」

...今のうちに皆なで一風呂浴びようぢやないか... 今のうちに皆なで一風呂浴びようぢやないかの読み方
牧野信一「山男と男装の美女」

...早速一風呂二人一緒にあびて... 早速一風呂二人一緒にあびての読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

「一風呂」の読みかた

「一風呂」の書き方・書き順

いろんなフォントで「一風呂」