...なぜならこの範疇は科学的範疇に一続きなのがその特色だからである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...文化と精神とは(民族も入れていいが)全く一続きの範疇をなしている...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...印象からは一続きには行かない...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...実は一続きのものであることがすぐ判る...
戸坂潤 「技術の哲学」
...第四章は「商業資本の発生及び発展の時代」(室町時代でありイデオロギーの問題としては鎌倉室町を一続きに論じている)...
戸坂潤 「読書法」
...文学主義――文献学主義――教学主義の一続きの病理現象の共通点は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...一続きになす時はOとPとが離すべからざるものとなる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...隣さかしき町におり居る二の尼に近衛の花の盛り聞く蝶はむぐらにとばかり鼻かむといふ一続きがあるが...
柳田國男 「信濃桜の話」
...西海岸は反対にほとんと一続きの砂浜であるが...
柳田國男 「地名の研究」
...それもこれも一続きのセツの中であったことは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...朔日(ついたち)と十五日もとは一続きの大きな祭であったものを...
柳田国男 「年中行事覚書」
...次の一続きはわけても有名であるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いわば一続きの大長根である...
柳田国男 「雪国の春」
...外海も内海も一続きのトロ凪(な)ぎであった...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...鼻の下から頤(あご)まで一続きにノッペラボーになっているのです...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...窓の外の暗黒と一続きのままシンシンと夜半に近づいて行った...
夢野久作 「女坑主」
...髪毛や着物と一続きの影絵になっていて...
夢野久作 「暗黒公使」
...全部一続きの小説みたような物ではないかと思われる...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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