...薄く掛けた友禅(ゆうぜん)の小夜着(こよぎ)には片輪車(かたわぐるま)を...
夏目漱石 「虞美人草」
...小夜着(こよぎ)の襟(えり)の天鵞絨(びろうど)に連(つら)なる...
夏目漱石 「虞美人草」
...すっきりと友禅の小夜着(こよぎ)を斜(はす)に断ち切っている...
夏目漱石 「虞美人草」
...長いからだの上に小夜着(こよぎ)が掛けてある...
夏目漱石 「三四郎」
...仕立て上げて手も通さずにある赤い着物を見るにつけ桃色の小夜着を見るにつけて歎く姉の心をせめて万が一なりと知って呉れたら切ない思い出にふける時のまぼろしになり夢になり只一言でも私のこの沈み勝な心を軽く優しくあの手((ママ))さな手で撫でても呉れる事だろう...
宮本百合子 「悲しめる心」
...今日寿江子さんが行って小夜着の話...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...小夜着を下げて入れ替えましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...また自分の小夜着(こよぎ)と木枕を出して...
吉川英治 「新・水滸伝」
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