...あのスポーツ選手は一番槍をとって優勝した...
...日本の歴史上、源頼家が一番槍を振るったことで有名...
...彼女は新入社員の中で一番槍を取り、上司から褒められた...
...野球の試合で、彼の一番槍が勝利につながった...
...今年の受験では、彼女が一番槍を取り、学校内で話題になった...
...この沈黙を破つた一番槍は古山朴の木である...
石川啄木 「雲は天才である」
...一番槍(いちばんやり)はお手柄(てがら)だがゴルキじゃ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...一番槍一番首と言つたやうな手柄かい」錢形の平次は夕飯の膳を押しやつて胸一杯の凉風を享樂(きやうらく)してゐる姿です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「大元帥陛下万歳帝国海軍万才紅玉島一番槍潜水カン八島 万ザイ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...筑波党を攘夷の一番槍にさせて下さるように天長様から御勅命が下るようにと申されたのだ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...僕が一番槍だろう...
横光利一 「旅愁」
...一番槍一番首の名のりをあげ...
吉川英治 「篝火の女」
...一番槍の誉れはあとで称(たた)えられるのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...すると、ひとり、「徳川家の、かッ、加藤ッ九郎次ッ、一番槍ッ」と、どなって、向う側の列から、砲弾のように、駈け出した者があった...
吉川英治 「新書太閤記」
...三方ヶ原で共に一番槍二番槍をつけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...一番槍は御免こうむる...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこで大音声に、「加藤虎之助、一番槍」と、四方へ告げると、誰かが彼のうしろで、大いに笑った...
吉川英治 「新書太閤記」
...一番槍でも二番槍でもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...一番槍一番槍と名乗って...
吉川英治 「新書太閤記」
...其時ノ一番槍トモ称(イ)ハレタレと清正自身が噺(はな)していることになっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...一番槍は前にいったように問題だが...
吉川英治 「新書太閤記」
...上野介殿に一番槍をつけられた事は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...一つ……終日(ひねもす)食わず夜もすがら寝覚(ねざ)めに思う益もなし二つ……ふた心なき武士(もののふ)の一番槍にしおで首三つ……三度諫(いさ)めて聞かざれば腹に窓あけ死出の旅二芸妓(おんな)は呼ばずに...
吉川英治 「松のや露八」
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