...このおうむちゃんのしゃべれる人間のせりふはたったひとつきり...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...あんまりむちゃなことをやりだすから...
海野十三 「超人間X号」
...このむちゃな申し出に応ずるほかに手立てはないように思われます...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...むちゃくちゃにふりまわしているのです...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...「みじめなものさ……そうむちゃに喫むのはよし給え...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...川村さんは駄々っ児のようにむちゃを云いだした...
豊島与志雄 「椎の木」
...」「そんなむちゃな……...
豊島与志雄 「古井戸」
...むちゃくちゃに酔っ払うこともある...
豊島与志雄 「無法者」
...夜通しむちゃくちゃに北の方へ歩いて来たら草臥(くたび)れて眠くなった...
夏目漱石 「坑夫」
...急げないでもむちゃくちゃに急いでしまった...
夏目漱石 「坑夫」
...むちゃくちゃに放り出してあった...
夏目漱石 「門」
...むちゃくちゃになってもいいような気がしてきた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...甞(な)めてこの一生をむちゃくちゃにして見せよう!……そこで宿所を出た...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ベリントン大佐のむちゃな行動の所で...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...「君さえそんなにむちゃくちゃに興奮しないでいれば...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...頼むからむちゃなことはよしてくれ...
山本周五郎 「さぶ」
...「どこで別れたのかね」「おまえさんはむちゃだよ」木内はせっせと筆を動かしながら云った...
山本周五郎 「へちまの木」
...むちゃくちゃに腹が立ったと見えて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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