...何しろ一杯機嫌で...
芥川龍之介 「妖婆」
...貴様は一杯機嫌だな...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...私も一杯機嫌でおしやべりをした...
種田山頭火 「行乞記」
...一杯機嫌で八幡へ急いだ...
種田山頭火 「行乞記」
...一杯機嫌で早寝した(風呂があってよかった)...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...一杯機嫌で、愛国婦人会から申込まれてゐた半切と短冊とを書きあげる(傷病将士慰問、書画即売、展覧会の一部として、私は喜んで書いて贈るのである)、慰安するのでなくて、かへつて慰安されるのだ!自己嫌忌、自己嘲罵がこみあげてくるが、幸にして酔うて熟睡することが出来た...
種田山頭火 「旅日記」
...一杯機嫌でしやべつた...
種田山頭火 「旅日記」
...アレクセイは一杯機嫌だ...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...一杯機嫌である...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...うちのおとなしい坊主!」彼は一杯機嫌だったが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一杯機嫌ながらも...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一杯機嫌(いつぱいきげん)の話好(はなしずき)に...
永井荷風 「すみだ川」
...それは一杯機嫌であることもたしかです...
中里介山 「大菩薩峠」
...一杯機嫌でしたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分も一杯機嫌に任せていい心持で語るのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...一杯機嫌で棧橋へかゝると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...早朝から一杯機嫌の父親が...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...ハイ・ボールの一杯機嫌で気焔をあげるにしても...
宮本百合子 「鬼畜の言葉」
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